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文献詳細

雑誌文献

臨床検査48巻11号

2004年10月発行

文献概要

特集 動脈硬化-その成り立ちと臨床検査 3章 より繊細な診療を求めて―これからの冠疾患危険因子

12. ホモシステイン

著者: 塚本和久1

所属機関: 1東京大学医学部附属病院糖尿病・代謝内科

ページ範囲:P.1329 - P.1335

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はじめに

 高血圧,高脂血症,喫煙,糖尿病,肥満,年齢,性といった,従来の動脈硬化危険因子に加え,レムナント,高感度CRP,クラミジア感染症などとともに,高ホモシステイン血症が動脈硬化症の新たな危険因子として注目されている.本稿では,最初にホモシステインの産生・代謝について述べた後,動脈硬化症に関与する臨床のデータについて触れ,最後に動脈硬化発症の分子生物学的機序について述べることとする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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