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文献詳細

雑誌文献

臨床検査48巻13号

2004年12月発行

文献概要

今月の主題 脳機能 各論

脳磁図と視機能評価

著者: 大出尚郎12

所属機関: 1慶應義塾大学医学部眼科 2鴨下眼科クリニック

ページ範囲:P.1632 - P.1640

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〔SUMMARY〕 脳磁図(magnetoencephalography;MEG)は,脳波がつくる微弱な磁場変化を計測して脳の機能局在をMRI上に示す機能画像検査法である.非侵襲的検査であり,ヒトの脳機能を解明する有力な手段である.臨床においても,てんかんの発生源の同定や脳腫瘍の術前検査として利用されるようになってきた.2004年春より保険適用となった.本論文では,MEGの計測原理の説明と,臨床検査を目的とした視覚刺激を行うための方法論,およびMEGによる視機能評価法について述べる.〔臨床検査 48:1632-1640,2004〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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