icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査48巻2号

2004年02月発行

文献概要

今月の主題 薬物代謝酵素の遺伝的多型―特に個別化薬物治療を目ざして 各論

新しい遺伝子診断法の方法論と機器

著者: 有吉範高1 北田光一1

所属機関: 1千葉大学医学部附属病院薬剤部

ページ範囲:P.149 - P.156

文献購入ページに移動
〔SUMMARY〕 近年の遺伝子診断技術の進歩は目覚しく,遺伝子解析の革命的技術であった遺伝子増幅さえもPCR以外の方法論が登場し,さらには増幅を行わずとも少量のゲノムDNAで遺伝子多型が判定できる方法も現れた.これらにより,疾患感受性や,薬物応答性などを規定する遺伝的要因の解明が飛躍的に進展するものと期待されている.本稿では,日進月歩の遺伝子診断技術のうち,遺伝子多型診断に焦点を当て,近年汎用されている比較的新しい方法論と機器について概説する.〔臨床検査 48:149-156,2004〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?