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文献詳細

雑誌文献

臨床検査48巻2号

2004年02月発行

今月の主題 薬物代謝酵素の遺伝的多型―特に個別化薬物治療を目ざして

各論

エステラーゼの遺伝子多型と臨床検査

著者: 細川正清1 千葉寛1

所属機関: 1千葉大学大学院薬学研究院遺伝子薬物学講座薬物学研究室

ページ範囲:P.183 - P.193

文献概要

〔SUMMARY〕 薬物代謝酵素の遺伝子多型と体内動態との関連に関しては,これまで多くの酵素について報告されてきた.本稿で取り上げるカルボキシルエステラーゼ(エステラーゼ)は,プロドラッグの代謝活性化過程で重要な役割を果たしている薬物代謝酵素であるが,本酵素の個人差の原因などについては,あまり検討が行われていないのが現状である.本稿では,筆者らの研究を中心にエステラーゼの遺伝子構造および発現調節機構について概説する.〔臨床検査 48:183-193,2004〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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