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文献詳細

雑誌文献

臨床検査48巻4号

2004年04月発行

文献概要

今月の主題 ワクチン―その開発と将来展望 ワクチン開発の新しい展開

粘膜ワクチンの実用化

著者: 中島夏樹1 勝田友博1 立山悟志1 本庄綾子1 松宮千春1 加藤達夫1

所属機関: 1聖マリアンナ医科大学小児科

ページ範囲:P.369 - P.374

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〔SUMMARY〕 呼吸器,消化器,泌尿器などの臓器の内腔を覆っている粘膜は,多くの病原微生物の主たる感染経路であり,同時に生体の免疫機構の最前線である.この部位にワクチンを接種することにより,病原微生物の生体への侵入を初期の段階で阻止し,同時に全身の免疫応答をも誘導しようというのが粘膜ワクチンである.本稿では粘膜ワクチン開発の現状,将来の展望,および問題点について述べる.〔臨床検査 48:369-374,2004〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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