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今月の主題 ワクチン―その開発と将来展望 わが国における現行ワクチンの今後の課題
インフルエンザワクチン
著者: 菅谷憲夫1
所属機関: 1(財)神奈川県警友会けいゆう病院小児科
ページ範囲:P.417 - P.422
文献購入ページに移動〔SUMMARY〕 インフルエンザの診断治療では,日本が世界で最も進み,外来やベッドサイドで迅速診断を実施し,抗ウイルス剤で治療することが確立した.インフルエンザの治療は新しい時代を迎えたが,予防の重要性には何ら変化はない.今後は,高齢者と基礎疾患をもつハイリスク群のワクチン接種を徹底すべきである.乳幼児のインフルエンザ予防には,家族内感染防止を目標に,乳幼児をもつ家族全員のワクチン接種が必要である.〔臨床検査 48:417-422,2004〕
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