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文献詳細

雑誌文献

臨床検査48巻4号

2004年04月発行

今月の主題 ワクチン―その開発と将来展望

わが国における現行ワクチンの今後の課題

インフルエンザワクチン

著者: 菅谷憲夫1

所属機関: 1(財)神奈川県警友会けいゆう病院小児科

ページ範囲:P.417 - P.422

文献概要

〔SUMMARY〕 インフルエンザの診断治療では,日本が世界で最も進み,外来やベッドサイドで迅速診断を実施し,抗ウイルス剤で治療することが確立した.インフルエンザの治療は新しい時代を迎えたが,予防の重要性には何ら変化はない.今後は,高齢者と基礎疾患をもつハイリスク群のワクチン接種を徹底すべきである.乳幼児のインフルエンザ予防には,家族内感染防止を目標に,乳幼児をもつ家族全員のワクチン接種が必要である.〔臨床検査 48:417-422,2004〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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