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今月の主題 ワクチン―その開発と将来展望
わが国で使用すべきワクチンとその展望
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〔SUMMARY〕 敗血症,髄膜炎を主症状とした髄膜炎菌性感染症例は日本においては稀であるが,ヨーロッパ先進諸国やアフリカ北部を中心とした発展途上国では今なお髄膜炎菌性感染症の流行が起こっている.航空機の頻繁な往来により世界の地理的な境界がなくなりつつある現代においては日本でも髄膜炎菌性感染症の対策措置の一環として髄膜炎菌ワクチンの導入を考慮する必要性が生じてきていると考えられる.〔臨床検査 48:441-448,2004〕
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