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文献詳細

雑誌文献

臨床検査48巻4号

2004年04月発行

文献概要

今月の主題 ワクチン―その開発と将来展望 特別寄稿

インフルエンザワクチン―高品質化への軌跡

著者: 根路銘国昭1 堀本泰助2 杉田繁夫3 河岡義裕2

所属機関: 1生物資源利用研究所 2東京大学医科学研究所感染免疫部門 3日本中央競馬会競走馬総合研究所

ページ範囲:P.458 - P.470

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〔SUMMARY〕 品質管理においては必要最少要件(Minimum requirement)を満たせばよいといっても,ワクチン開発では常に高品質化を標榜しなくてはならない.この思想に沿い,日本の不活化インフルエンザワクチンもサブユニットワクチンの実用化へ向かうべきであり,低年齢層ではCa生ワクチンの導入を政策的に考えてもよいのではないか.またパンデミック時代の到来を前に,簡便で,しかも優れたリバースジェネティック技術が登場したことはことのほか喜ばしい.〔臨床検査 48:458-470,2004〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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