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文献詳細

雑誌文献

臨床検査48巻5号

2004年05月発行

文献概要

今月の主題 アルブミン 技術解説

グリコアルブミン酵素法の開発

著者: 高妻卓司1

所属機関: 1旭化成ファーマ株式会社特薬・診断薬事業部診断薬研究部

ページ範囲:P.545 - P.550

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〔SUMMARY〕 グリコアルブミン酵素法はグリコアルブミンをプロテアーゼで分解し,生成した糖化アミノ酸をケトアミンオキシダーゼで測定する方法である.測定値はブロムクレゾールグリーン法で測定されたアルブミン濃度で除しグリコアルブミン値(%)として表示される.基本性能は良好であり,診療前診断にも応用可能であることから,糖尿病の臨床診断に役立つ検査方法であると考えられた.ただし溶血,低アルブミン検体,一部の高カロリーアミノ酸輸液製剤を投与されている患者検体には注意を要する.また現在グリコアルブミン標準化の検討がなされているところである.〔臨床検査 48:545-550,2004〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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