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今月の主題 アルブミン 話題
尿中微量アルブミンと高血圧
著者: 斎藤勇一郎1 中村哲也2 倉林正彦1
所属機関: 1群馬大学大学院医学系研究科臓器病態内科学 2群馬大学医学部附属病院臨床試験部
ページ範囲:P.563 - P.566
文献購入ページに移動高血圧が,心血管病の危険因子であることはよく知られている.心血管合併症は,高血圧患者の予後に影響を及ぼすばかりでなく,医療経済的にも大きな問題である.高血圧治療の目標は,心血管病の予測因子である臓器障害を的確に診断し,心血管病を予防することにある.糖尿病患者では,尿中微量アルブミンが腎障害の重要な予測因子であることが知られているが,高血圧患者では,尿中微量アルブミンと臓器障害の関連についての研究は少ない.
本稿では,尿中微量アルブミンと高血圧についての,最近の知見について述べる.
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