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文献詳細

雑誌文献

臨床検査48巻6号

2004年06月発行

文献概要

今月の主題 小児の成長・発育と臨床検査 総説

成長・発達期の小児の特性―小児神経の視点から

著者: 三牧正和1 五十嵐隆2

所属機関: 1国立精神・神経センター神経研究所疾病研究第2部 2東京大学大学院医学系研究科小児医学講座

ページ範囲:P.627 - P.635

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〔SUMMARY〕 成長・発達は小児の最大の特徴である.主として「成長」は形態的変化を,「発達」は機能的変化を指すが,小児科診療においては両者を総合的に評価することが大切である.小児神経の診療で汎用される脳MRIと脳波は,それぞれ形態と機能を評価するのに極めて有効な手段であるが,その所見は成人とは全く異なり,年齢による正常変化が非常に大きい.小児の成長・発達の評価や疾患の診断においては,臨床検査の生理的変化を熟知することが不可欠である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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