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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査48巻7号

2004年07月発行

雑誌目次

今月の主題 ドーピング・スポーツ薬物検査

巻頭言

ドーピングにまつわる最近の情勢

黒田 善雄

pp.729-731

 クーベルタンにより近代オリンピック復興の第1回オリンピック大会がギリシャのアテネで開催された.今年はそのアテネで第28回オリンピック大会が開かれる記念すべき年である.

 個人的には1996年にアテネあるいはパリで開催されるべきだろうと思っていたので,アメリカのアトランタが’96年の大会を勝ちとってしまったことには何か割り切れない感じをもっている.

総論

ドーピングの歴史とアンチ・ドーピング国際ネットワーク

河野 一郎

pp.733-739

〔SUMMARY〕 ドーピング問題が,社会的な深刻さを増している.これまで,IOCを中心とするアンチ・ドーピング活動が展開されてきたが,プロスポーツの台頭,世界規模のスポーツイベントの増加など,新たな枠組みでの対応が必要となり,1999年にスポーツサイドと政府サイドが協力して世界アンチ・ドーピング機構が誕生した.その後,世界統一の世界アンチ・ドーピング規程も策定されている.今後,アンチ・ドーピング活動は国際的ネットワークのなかで進んでいくと考えられる.〔臨床検査48:733-739,2004〕

ドーピング検査技術の最近の動向

植木 眞琴

pp.741-749

〔SUMMARY〕 分析技術の進歩に伴ってドーピング検査の精度も飛躍的に向上したため,最近では麻薬のような依存性薬物に代わってホルモンドーピングが台頭してきている.生理的なドーピング物質の検査では,その由来を調べる異同識別法が重要な意味をもつ.さらに最近では遺伝子操作によるドーピングが試みられる可能性が出てきた.ここではドーピング検査技術の最近の動向について解説する.〔臨床検査 48:741-749,2004〕

各論

ドーピング禁止物質・禁止方法の定義と禁止事項―IOC/WADA2004年版

塚越 克己

pp.751-755

〔SUMMARY〕 ほどなく開催される第27回オリンピック・アテネ大会で採用される世界アンチ・ドーピング規程に基づくスポーツ精神や,ドーピング禁止物質と禁止方法の定義を紹介し,併せて,競技会検査において禁止の対象となる具体的な物質と方法,および禁止物質・禁止方法の使用以外の禁止事項について紹介する.〔臨床検査 48:751-755,2004〕

陸上競技におけるドーピング検査の実際―検体採取から結果の取り扱い

山澤 文裕

pp.757-765

〔SUMMARY〕 世界アンチ・ドーピング規程の発効に伴い,国際陸連はアンチ・ドーピングルールとドーピングコントロールガイドラインを改訂し,2004年3月1日より発効させた.効率よい競技外検査実施のために居所情報提出の義務づけ,血液検査の拡充,厳格な禁止薬物の治療目的使用申請,違反が疑われる場合の結果管理の明確化かつ最終決定までのスピードアップを図ったのが,大きな改訂点である.ウェブサイトから最新情報を入手し,現場で活用することが重要である.〔臨床検査 48:757-765,2004〕

国民体育大会におけるドーピング・コントロール

伊藤 静夫

pp.766-772

〔SUMMARY〕 日本体育協会では,国体改革の一環として2003(平成15)年静岡国体からドーピング・コントロールを導入した.組織整備,ルールの策定など導入に向けての準備状況を紹介し,国体におけるドーピング検査とアンチ・ドーピング教育活動の実際を報告する.初年度のドーピング検査では,50検体を実施しすべて陰性であった.国体でのドーピング・コントロール,とりわけ事前医事申請制度(TUE)を経験し,アンチ・ドーピング教育と情報普及の重要性が再認識させられた.〔臨床検査 48:766-772,2004〕

エリスロポエチンドーピング検査方法―二重免疫転写・化学発光法

大塚 喜彦 , 佐藤 充彦

pp.773-777

〔SUMMARY〕 等電点電気泳動二重免疫転写化学発光法の開発により,それまで検出が困難だった低濃度の尿中エリスロポエチン同族体の一斉分析が可能となった.生理的物質を用いるドーピングの識別法としてホルモンドーピングの大きな抑止力となっている.〔臨床検査 48:773-777-2004〕

炭素同位体比測定によるステロイド起源の異同識別

岡野 雅人 , 植木 眞琴

pp.779-784

〔SUMMARY〕 近年,スポーツ界ではドーピング検査を逃れるため生体内でも合成される男性ホルモンおよびその前駆体を使用する選手が増加している.従来のような化学分析では構造が同じ化学物質の由来を区別できないため,その異同識別には異なる分析手法が必要となる.ヒト体内のステロイドの起源が食物中のコレステロールなのに対して,医薬品ステロイドの多くは植物フィトステロールを原料として化学合成されており,原料の起源を調べることによって両者の区別が可能と考えられる.そこでわれわれは,ステロイドの骨格を構成する炭素原子の同位体比を比較することにより,生理的なステロイド値の変動とドーピングとを区別する方法を開発し,長野五輪での検査に適用した.本稿ではその方法について述べる.〔臨床検査 48:779-784,2004〕

話題

成長ホルモン検査法の開発状況

佐藤 充彦 , 植木 眞琴

pp.785-788

 1.はじめに

 ドーピング検査技術の進歩によって興奮剤・麻薬性鎮痛剤・蛋白同化ステロイドなどの多くが高感度で検出可能となってきたため,近年スポーツ界では,もともと生体内に存在し運動能力を増強し得る生理的成分を用いるホルモンドーピングが台頭してきている.それらのうち,テストステロン系の蛋白同化ステロイド剤については,炭素同位体比からステロイド骨格の由来を調べる検査法が開発され,またEPOに関しては体内の内因性EPOと製剤由来の外因性EPOとの糖鎖構造の違いを利用して両者を分離検出することが可能となった.しかしながら,現在世界で販売されている遺伝子組換え成長ホルモン製剤(rGH)は,体内に存在するヒト成長ホルモン(hGH)の主成分と全く同じ分子構造であり,濃度の上昇や検出物の構造の一致のみをもってドーピング陽性と判定することができないことから,長い間スポーツでのGHの使用は見逃されてきた.このように,科学的証拠によってGHドーピング陽性と判定された事例は現在までのところ報告されていない.

 一方でGHがドーピング薬物として用いられているという物的証拠も次第に明らかにされている.ステロイドテストで陽性となったある陸上選手からの聴聞記録によると,選手は大会の数か月前から経口ステロイド剤の大量投与を開始し,アンドロジェンレセプターの応答が衰えてくると次に筋肉注射剤に切り替え,大会が近づいたところでテストステロン製剤に変更してそれまでに蓄積した合成ステロイド剤の体外排泄を計るとともに,大会直前にはl-DOPAやアルギニンの併用によってGHの分泌を促進しつつrGH注射で筋肉を維持する,という極めて計画的かつ巧妙な処方が用いられていた.1990年代半ばには,リトアニア・ラトビアでスポーツ選手のために臓器由来hGH製剤が製造され,医薬用rGH製剤の地下市場への横流しも頻繁に行われていたとも伝えられている.さらに1998年1月8日には,世界水泳選手権パース大会参加のためにオーストラリアに到着した選手の通関検査の際に,中国女子選手の携行品からGHのアンプルが発見され,選手は大会への参加を認められないまま失格し退去させられたことが大々的に報じられた.

 rGH製剤の価格が依然として極めて高価なことや,その筋肉増強作用が合成ステロイド剤ほど強くないことから,rGHが筋量の増加というよりは,世界選手権やオリンピックのような総合国際競技会の直前に,ステロイドによって肥大した筋肉の質を高め維持する目的で使用されていることを示唆している.したがって,GHドーピングのようなペプチドホルモンのドーピングを効果的に防ぐためには大会直前の抜き打ち検査が有効であると考えられる.

 ここでは成長ホルモンドーピングとその検査法の開発状況について解説する.

競走馬におけるドーピングの現状と検査法

大竹 爲久尚

pp.789-794

 1.はじめに1~3)

 競走馬はレースで馬の本来の能力に反し,馬に利益を与えるまたは不利益を被らせる可能性のある物質の使用を取り締まることを通じ,競馬の公正を確保する目的でドーピングを禁止している.すなわち,競馬の世界では馬券の発売などの多額な賭金が動くため,ドーピングを規制するための戦いの歴史はスポーツ選手より遥かに古く,1910年ごろから開始された.日本においても,わが国の競馬法で,レースに出走する競走馬に「その馬の競走能力を一時的に高めまたは減ずる薬物を使用する」こと(doping)が禁止されている.このためにレース直後の馬から検査材料として尿または血液を採取して,禁止薬物の検査を行っている.ヒトのスポーツにおけるドーピングは競技能力を高めるための薬物使用をいうが,競走馬におけるドーピングは競走能力を高めるばかりでなく減じる薬物すなわち運動能力に影響を及ぼすすべての薬物が対象となっている.本稿では,競走馬におけるドーピングの歴史,検査法と最近の問題点などについて整理した.

今月の表紙 臨床生理検査・画像検査・7

胆道・膵・腹部リンパ節

藤井 康友

pp.726-728

 1.胆囊ポリープ

 52歳男性.人間ドックの超音波検査にて胆囊ポリープを指摘され,その精査目的にて来院した.胆囊内に多数の隆起性病変を認めた.無茎および有茎のものが混在しており,その長径は最大で12mmで,内部に点状高エコーを伴っていた(図1).以上よりコレステロールポリープを第一に考えた.有茎性で糸状のものは,頭部が桑実状であればコレステロールポリープ,頭部が結節状であれば良性上皮性腫瘍である腺腫ないし過形成ポリープのことが多い.しかし,典型的なコレステロールポリープ以外の隆起性病変と癌との鑑別は超音波上容易ではない.

 切除例の解析から,径が大きいものほど癌の確率が高いことが報告されているので,実際的には径が10mm以上の病変については癌の可能性を考慮した対応が必要である.

コーヒーブレイク

天災と人間

屋形 稔

pp.750

 今年初頭は神戸大震災から9年ということで災害の記憶と復興の力強さが再認識されていた.それとともに私の住む新潟も大震災からちょうど40年ということで当時を知る人にとってはあの生々しさと時のはやさを感じさせるものがあった.

 当時私も働き盛りで,スタートした検査室作りに没頭する毎日であった.昼食に川を隔てた自宅に着いた途端車がブレーキを踏んでも前後に動揺し,同時にわが家の石塀が音をたてて割れはじめたと思うと地下水が噴出しだした.あとで液状化現象と知ったがそれでも長靴にはきかえて既に段差がついた近くの八千代橋を渡って引き返すことにした.左手にその頃建造し直された昭和橋という鉄橋が幾つかに分断されて崩落しているのが見えた.それにひきかえ右手の古い万代橋という石橋はびくともせず威容を保っていた.

シリーズ最新医学講座・Ⅰ 転写因子・7

転写因子と癌Ⅲ:p53と癌

山下 聡 , 土田 信夫

pp.795-805

はじめに

 p53(蛋白質)は1979年にSV40ウイルスの大型T抗原と結合する,見かけ上の分子量53kDaの細胞蛋白質として発見された.1984年に遺伝子クローンが単離されたが,変異をもっていたため細胞の癌化を促進する癌遺伝子に分類された.しかし,1989年に,正常なp53は細胞の癌化を抑制する機能をもつ癌抑制遺伝子産物であることが判明した.その後,p53の生化学的機能が転写因子であること,つまり標的遺伝子の転写の活性化により癌化の抑制が行われていることが知られるようになった.

 p53(遺伝子)の産物であるp53は,様々なストレスで障害を受けた細胞のなかで翻訳後修飾を受けて発現量を増加させて,活性化され,DNAの修復を行うために細胞周期を停止させたり,アポトーシスによる細胞死を誘導させたりして変異細胞の蓄積を抑制する.これらは細胞の癌化の抑制において重要な生体反応であり,p53はこれらに転写因子として,多くの遺伝子の発現を制御できる,いわば“司令塔”としてかかわっている.このため,p53の変異や欠損は細胞の癌化を促進する.

 p53は癌の約半数に変異が認められるため,その変異の検出は癌の診断に有用である.それと同時に,p53は化学療法剤や放射線などの治療に対して感受性を決定する分子でもあるため,その変異や欠損の検査は癌治療においても重要性をもつ.また,p53はその正常型遺伝子導入などによる癌抑制機能の回復で癌の治療が期待されている分子でもある.

 本稿ではp53と癌の関係について理解を深めるために,p53の活性の制御と癌抑制に重要な機能について概説し,その臨床への応用について論述する.なお,p53の構造機能に関しては拙著1,2)の他,最近の優れた総説があるので参照されたい3)

シリーズ最新医学講座・Ⅱ 病理診断に役立つ分子病理学・7

造血器腫瘍

田丸 淳一

pp.807-814

はじめに

 造血細胞は骨髄で生まれ,各々が特徴的機能を有する細胞に分化する.リンパ球においては末梢リンパ組織や胸腺もその分化にかかわる重要な組織・臓器である.これら造血細胞の腫瘍は白血病および悪性リンパ腫に大別される.リンパ球の腫瘍化を考えた場合,細胞の誕生の場である骨髄での腫瘍化は白血病を呈し,分化して末梢のリンパ組織にて腫瘍化したものがリンパ腫であると理解されよう.すなわち,リンパ球性の白血病とリンパ腫の腫瘍細胞を比較すると,一般的には,より分化した細胞の腫瘍化がリンパ腫であるといえよう.骨髄造血細胞には,多能性幹細胞が存在し,これが単能性幹細胞,すなわち白血球(好中球,好酸球,好塩基球,リンパ球,単球),赤血球,血小板へと分化の方向性が決定付けられた細胞へと分化すると考えられている(図1)1).頻度の差はあるが造血細胞それぞれの腫瘍化が認められている.さらに,これら造血細胞が混在性に増殖する腫瘍もあり,これらの細胞の大元である幹細胞の腫瘍化と考えられるのである.

研究

日本人のHIV感染患者尿にみられた結晶

長濱 大輔 , 岩谷 良則 , 高松 純樹

pp.815-819

〔SUMMARY〕 尿中不明結晶は,日常の尿沈渣検査では同定できない結晶である.それは,針状を呈する薬剤結晶が多い.今回,われわれはHIV感染患者尿に数種の異なった形態を呈する不明結晶をみた.投薬内容を調べたところ,プロテアーゼ阻害剤であるIndinavir(インジナビル)が共通に投与されていた.これより,不明結晶とインジナビルを赤外分光分析法で定性分析したところ,同一の物質であることが判明した.さらに,尿中インジナビル結晶陽性者に軽度な腎障害を認めた.その原因は,水に難溶なインジナビルが尿細管あるいは集合管に結晶として析出するためである.臨床的には,尿中インジナビル結晶をチェックすると同時に患者に十分な水分摂取(通常量+1.5l/日)を促さなければならない.これはクリスタル腎症,腎結石,結晶性急性腎不全などを回避するのに重要である.

編集者への手紙

抗CCP抗体測定によるSjögren症候群と関節リウマチの血清学的鑑別診断

周 丹 , 宮坂 信之 , 窪田 哲朗

pp.821-822

 1.はじめに

 関節リウマチ(RA)の診断に用いられているリウマトイド因子(RF)は,種々の膠原病や慢性感染症のほか,一部の健常人においても陽性を示すため,疾患特異性が高い検査とはいえない.一方,RAにおいてシトルリン化ペプチドと反応する自己抗体が特異的に検出されることが最近話題となっている1~3).当初の検出法では感度があまり高くなかったが,Schellekensら4)はペプチド抗原を環状構造にしてELISAプレートに固相化すると,RAに対する高い特異性を維持したまま,検出感度を向上させることができたと報告した.その後,環状シトルリン化ペプチド(CCP)に改良を加えてさらに感度を向上させた第2世代抗CCP抗体測定キットが開発され,わが国においても診断薬としての販売が認可されようとしている.

 そこでRFを高率に認めることが知られているSjögren症候群(SS)の検体を用いて,第2世代キットの有用性を検証した.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

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今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

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64巻7号(2020年7月発行)

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64巻6号(2020年6月発行)

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今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

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今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

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58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

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今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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