文献詳細
今月の主題 栄養管理のパラメーター
総説
栄養パラメーター測定の意義
東口 髙志1,2,3 伊藤 彰博1,2 飯田 俊雄1,2 村井 美代1,2 中井 りつ子3,4
1藤田保健衛生大学医学部外科学・緩和ケア講座 2藤田保健衛生大学七栗サナトリウムNST 3尾鷲総合病院NST&Clinical Path Complex 4尾鷲総合病院臨床検査部
pp.935-943
文献概要
〔SUMMARY〕 1998年,わが国独自のNST稼動システム“Potluck Party Method(PPM)”が考案された.これを皮切りに本格的な全科型NSTが全国各地に相次いで設立されるようになり,現在200以上の施設にNSTが設立され,さらに250以上の施設でNST稼動の準備がなされている.このNST活動のなかでも最も基本的でかつ大切なものが栄養評価(アセスメント)であり,その栄養評価の指標となるのが栄養パラメーターである.本稿ではNST活動の登竜門とされる栄養評価法とそのパラメーター測定の意義について概説する.
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