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文献詳細

雑誌文献

臨床検査48巻9号

2004年09月発行

文献概要

今月の主題 栄養管理のパラメーター 各論 2. 生化学的パラメーター

3)蛋白代謝:アミノ酸分析

著者: 谷口靖樹1 東口髙志2 岩井昭彦3 二村昭彦4 松岡幸男1

所属機関: 1菰野厚生病院薬剤部 2藤田保健衛生大学外科学・緩和ケア講座 3菰野厚生病院外科 4厚生連松阪中央総合病院薬剤部

ページ範囲:P.989 - P.994

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〔SUMMARY〕 非代償性肝硬変症例は,蛋白・アミノ酸の代謝異常特に分岐鎖アミノ酸(BCAA)濃度と芳香族アミノ酸濃度の濃度比つまりFischer比の低下が認められる.Fischer比のモニターは,栄養管理上,栄養アセスメント指標として有用である.このような症例に対する栄養療法には,経口BCAA療法があり長期投与により栄養状態の改善・維持効果を示し,更に肝性昏睡の頻度の低下や生命予後の延長やQOLの改善効果が得られている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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