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今月の主題 視機能 各論
眼科写真撮影
著者: 金上貞夫12
所属機関: 1北里大学医学部眼科学教室 2日本眼科写真協会
ページ範囲:P.1085 - P.1089
文献購入ページに移動〔SUMMARY〕 検診などで用いる眼底カメラは臨床検査技師も使用することができる.眼底にはいろいろな疾患が現れるので眼底を撮影することにより病気の早期発見につながり,早期治療が可能となる.無散瞳型眼底カメラは検診の場で用いることを目的に設計された機械である.この稿ではカメラの原理・構造を述べ,その使い方を解説,現在発売されている機種を紹介する.加えて散瞳型の基本的取り扱い方について解説する.〔臨床検査 49:1085-1089,2005〕
参考文献
1) 金上貞夫:眼科画像検査-最近の進歩,眼科写真撮影の技術―眼底写真を中心として.臨床検査 37:1309-1315, 1993
2) 金上貞夫,清水一之:臨床生理検査実践マニュアル IV. 無散瞳カメラによる眼底検査法.検査と技術 23:247-262, 1995
3) 丸尾敏夫,金上貞夫:視機能検査.臨床検査技術学7生理検査学・画像検査学 第3版(菅野剛史・松田信義編),医学書院,pp247-255, 2003
4) 小口芳久,澤 充,大月洋,他:眼科検査法ハンドブック 第4版,医学書院,pp305-310, 319-322, 2005
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