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文献詳細

雑誌文献

臨床検査49巻10号

2005年10月発行

文献概要

今月の主題 視機能 話題

視能訓練士法施行規則の改正と国家試験

著者: 臼井千惠12

所属機関: 1帝京大学医学部附属病院眼科視能訓練士 2社団法人日本視能訓練士協会

ページ範囲:P.1147 - P.1151

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1.はじめに

 視能訓練士(Orthoptist)は,1971(昭和46)年に制定された「視能訓練士法(以下,法)」に基づく眼科領域における国家資格をもった医療技術者である.主な業務は,眼科臨床で視機能検査や斜視あるいは弱視などの両眼視機能矯正訓練であるが,有資格者数が他の医療関係職種と比べて極めて少ないため,病院内の医療従事者間でさえ知名度が低い職種である.

 今回,『視機能』の話題として「視能訓練士法施行規則の改正と国家試験」を述べるにあたり,まず世間にあまり知られていない「視能訓練士」について臨床での業務内容を「視能訓練士法」に基づいて解説し,それに引き続き本題である国家試験などの話題について述べたいと思う.

参考文献

1) 医療法制研究会:医療政策六法(平成16年度版).中央法規出版,2003
2) 川村緑,下山齊子,村井保一,他:視能訓練士の歩み.視能訓練士協会誌 10:101-110, 198 2
3) 市田忠榮子:視能矯正と視能訓練士のあり方.眼科Mook31視能矯正(久保田伸枝編),金原出版,pp1-9, 1987
4) 臼井千惠:視能訓練士法.眼科 46:411-416, 2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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