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コーヒーブレイク
先達の横顔(その2)
著者: 屋形稔1
所属機関: 1新潟大学
ページ範囲:P.1200 - P.1200
文献購入ページに移動 元札幌医科大助教授の佐々木禎一さんは一口でいうと斯界の快男児である.アルコールは全然駄目であるが宴会ではジュースなどで人の3倍位アルコールを飲んだような顔でよく駄弁り人をケムにまいていた.つき合いの始まった頃,札幌の会合で付近のスキー場に連れて行かれ,われわれを尻目にスキーを履いたままで空中回転を何度もしてみせた.聞けば札幌のジャンプ場の花形で,三浦雄一郎氏などと昔から親交があったらしい.
臨床化学会の重鎮でもあったが身の軽いことも驚くべきで,頻繁に私達のあまり名も知らない国々に出かけ,臨床検査の交流と普及を心がけていた.定年真近に小樽市で開いた臨床化学会総会には肴と酒で,そして石原裕次郎の小樽を満喫させてくれた.
臨床化学会の重鎮でもあったが身の軽いことも驚くべきで,頻繁に私達のあまり名も知らない国々に出かけ,臨床検査の交流と普及を心がけていた.定年真近に小樽市で開いた臨床化学会総会には肴と酒で,そして石原裕次郎の小樽を満喫させてくれた.
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