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今月の表紙 染色体検査・5
羊水染色体検査
著者: 三好彦雄1
所属機関: 1株式会社エスアールエル相模原ラボラトリー検査部臨床免疫化学課染色体係
ページ範囲:P.1172 - P.1174
文献購入ページに移動羊水染色体検査は出生前の胎芽期や胎児期の胎児由来細胞を妊婦から経腹壁的に採取し,細胞形態学的な手法によって染色体レベルの異常を検出する技術である.
すなわち,染色体異常の有無を検査で知ることにより周産期や出生後の処置にあらかじめ備えるといった目的のための検査である.今回,妊娠後半における羊水染色体検査について,当施設にて経験した一症例をもとにその検査技術手法を中心に紹介する.
すなわち,染色体異常の有無を検査で知ることにより周産期や出生後の処置にあらかじめ備えるといった目的のための検査である.今回,妊娠後半における羊水染色体検査について,当施設にて経験した一症例をもとにその検査技術手法を中心に紹介する.
参考文献
1) 古庄敏行監,吉田廸弘,阿部達生,福島義光,他編:臨床染色体診断法.金原出版,1996
2) 佐藤孝道:染色体異常の出生前診断と母体血清マーカー試験.新興医学出版社,1996
3) 阿部達生,稲澤穣治編:臨床FISHプロトコール.秀潤社,1997
4) 新川詔夫,福島義光編:遺伝カウンセリングマニュアル.南江堂,2001
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