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特集 臨床検査のための情報処理技術の進歩 5章 バイオインフォマティックス
コラム バイオインフォマティックスを用いた疾患Omicsによる疾患マーカーの開発
著者: 近藤格1
所属機関: 1国立がんセンター研究所プロテオームバイオインフォマティクスプロジェクト
ページ範囲:P.1524 - P.1526
文献購入ページに移動1. はじめに
様々な生命現象の背景にある分子の有り様をDAN,mRNAそして蛋白質のレベルで網羅的に調べる研究が盛んに行われており,それぞれゲノミクス(genomics),トランスクリプトミクス(transcriptomics),プロテオミクス(proteomics)と呼ばれている.本稿では疾患に関連した異常を分子レベルで網羅的に調べる研究を「疾患Omics」としてまとめて扱い,筆者の考える「疾患Omics」の目ざすところ,バイオインフォマティクスの位置づけと期待される成果の臨床検査への応用の展望について述べる.
様々な生命現象の背景にある分子の有り様をDAN,mRNAそして蛋白質のレベルで網羅的に調べる研究が盛んに行われており,それぞれゲノミクス(genomics),トランスクリプトミクス(transcriptomics),プロテオミクス(proteomics)と呼ばれている.本稿では疾患に関連した異常を分子レベルで網羅的に調べる研究を「疾患Omics」としてまとめて扱い,筆者の考える「疾患Omics」の目ざすところ,バイオインフォマティクスの位置づけと期待される成果の臨床検査への応用の展望について述べる.
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