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文献詳細

雑誌文献

臨床検査49巻12号

2005年11月発行

文献概要

特集 臨床検査のための情報処理技術の進歩 5章 バイオインフォマティックス

コラム バイオインフォマティックスを用いた疾患Omicsによる疾患マーカーの開発

著者: 近藤格1

所属機関: 1国立がんセンター研究所プロテオームバイオインフォマティクスプロジェクト

ページ範囲:P.1524 - P.1526

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1. はじめに

 様々な生命現象の背景にある分子の有り様をDAN,mRNAそして蛋白質のレベルで網羅的に調べる研究が盛んに行われており,それぞれゲノミクス(genomics),トランスクリプトミクス(transcriptomics),プロテオミクス(proteomics)と呼ばれている.本稿では疾患に関連した異常を分子レベルで網羅的に調べる研究を「疾患Omics」としてまとめて扱い,筆者の考える「疾患Omics」の目ざすところ,バイオインフォマティクスの位置づけと期待される成果の臨床検査への応用の展望について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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