文献詳細
文献概要
今月の主題 私と臨床検査―先達の軌跡 私と臨床検査
臨床微生物検査―過去から未来へ
著者: 紺野昌俊12
所属機関: 1帝京大学 2ペニシリン耐性肺炎球菌研究会
ページ範囲:P.283 - P.285
文献購入ページに移動1. はじめに
私が中央検査部(中検)の細菌検査業務に携わるようになったのは,1971(昭和46)年,帝京大学医学部に赴任してからである.しかし,臨床微生物とのかかわりあいは,東大分院小児科に入局以来のことで,当時恩師藤井良知先生(現帝京大学名誉教授)より与えられた研究テーマは「小児感冒における細菌とウイルスの関連について」ということであった.以来,半世紀に亘って臨床微生物と向き合ってきたことになる.歩んできた道を振り返りながら,臨床微生物検査の今後の在り方について言及していきたい.
私が中央検査部(中検)の細菌検査業務に携わるようになったのは,1971(昭和46)年,帝京大学医学部に赴任してからである.しかし,臨床微生物とのかかわりあいは,東大分院小児科に入局以来のことで,当時恩師藤井良知先生(現帝京大学名誉教授)より与えられた研究テーマは「小児感冒における細菌とウイルスの関連について」ということであった.以来,半世紀に亘って臨床微生物と向き合ってきたことになる.歩んできた道を振り返りながら,臨床微生物検査の今後の在り方について言及していきたい.
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