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文献詳細

雑誌文献

臨床検査49巻4号

2005年04月発行

文献概要

今月の表紙 臨床生理検査・画像検査・16

表在リンパ節

著者: 小野倫子1

所属機関: 1自治医科大学臨床検査医学

ページ範囲:P.348 - P.349

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 頸部・腋窩・鼠径部などの表在リンパ節は,超音波で容易に描出することができる.正常のリンパ節は,境界明瞭な楕円形を呈し,エコー輝度は周囲の筋肉とほぼ同じである.中央部に認められる高エコー領域は,血管の出入り口であるリンパ節門に相当する.この高エコー領域は,頸部では線状であるが,腋窩や鼠径部では幅の広い楕円形を呈することが多い.

 超音波像からみたリンパ節腫脹は,反応性と腫瘍性および感染性に大別される.病理学的には感染性は反応性に含まれるが,超音波上は独立して扱ったほうがわかりやすい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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