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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査49巻6号

2005年06月発行

雑誌目次

今月の主題 院内感染制御

巻頭言

今後の感染制御について―有効性の医療(EBM)からリスク管理の医療(PSM)へ

武澤 純

pp.589-590

1. Evidence-based院内感染対策の問題・課題・限界

 EBMは専門職や権威者などが提供する科学的根拠の脆弱な医療を排除して,臨床疫学が提供する強い根拠に基づいて,医療の標準化(その結果として患者転帰の改善)をもたらした.また,そのことによって医療提供システムに大変革を引き起こしたと評価されている.しかし,一方ではEvidenceと名が付けば,すべてを信じ,臨床経験や患者の嗜好までも排除する人種の登場を招いたのも事実である.そこでは,EBMの神髄であるcritical appraisalが忘れ去られ,Evidenceがあるかないかの形式的な議論が横行することとなる.

 薬剤を含めて,単独の医療行為でEvidenceが存在するものは多くても20%といわれている.それ以外の医療行為や単独医療行為の複合されたものではEvidenceは全く存在しない(ましてわが国から発信された院内感染に関する論文で根拠の強いものは皆無に近い).つまり,われわれの日常医療の80%はいわゆるEvidenceのない世界で行われている.さらに困難な問題は,EBMでは,医療工程の評価は患者アウトカムまたはそれにつながるプロセス指標で行う点である.標準化の不十分な医療を前提に患者アウトカムを評価基準として臨床試験を行うと,有意差をもった結果が出ることはほとんどない.仮に有意差が出たとしてもNNT(number need to be treated)は莫大な数となり,事実上臨床現場に導入する価値はないと判定される.

総説

CDCガイドラインに基づく院内感染対策

矢野 邦夫

pp.591-599

〔SUMMARY〕 日本の院内感染対策においてもCDCガイドラインが頻用されるようになってきた.CDCはすでに400以上のガイドラインを公開しており,院内感染対策すべてを網羅している.これらのガイドラインは莫大な数のエビデンスに基づいて作成されており,科学的な院内感染対策を実践するためには不可欠であるといえよう.従来から行われてきた慣習的な感染対策を見直し,真に有効な感染対策を実行するためにはぜひとも必要なガイドラインである.〔臨床検査 49:591-599,2005〕

院内感染制御におけるICTの役割

朝野 和典

pp.601-606

〔SUMMARY〕 感染制御と臨床感染症は異なるアプローチをする.感染制御とは感染症が発症する前の予防に主眼を置き,臨床感染症では発症した感染症の診断と治療を行う.このように感染症科と感染制御部は異なるアプローチをするが,独立した感染症科のないわが国では,感染制御部がこの両方を受けもつ場合が多い.臨床微生物検査部においても,ICTの一員として従来の検査とは異なるシステムが要求されている.〔臨床検査 49:601-606,2005〕

感染制御の経済―感染のコストと予防への投資

福田 治久 , 今中 雄一

pp.607-614

〔SUMMARY〕 エビデンスに基づいた感染制御のあり方を論じる研究がなされる一方で,限られた資源の中で最大の効果を得るには,効果とともに費用を適切に評価していく必要がある.このテーマは社会的重要性が大きいにもかかわらず未開拓の研究領域といえよう.本稿は,感染制御の各種対策に要する費用,抗生剤使用量削減による経済的な影響の分析,感染制御システムの維持に要する費用計算結果などを提示し,感染制御に関する安全性の確保・維持に関する重要な理論・概念と費用推計について論じる.〔臨床検査 49:607-614,2005〕

技術解説

院内感染多発事例の分子疫学解析

関口 純一朗 , 藤野 智子 , 切替 照雄

pp.615-621

〔SUMMARY〕 分子疫学解析は,EBMに基づいた院内感染対策の基礎となる手法である.その解析手段として,最も有効な手法の一つがパルスフィールドゲル電気泳動法(PFGE)である.PFGEは,制限酵素によって切断した染色体DNAを,交互に電場をかけながら電気泳動させることで効率良く分離する方法で,複数の菌株同士が同一かどうかを判定することができる.ここでは,PFGEの技術と実際の院内感染事例の解析を述べる.〔臨床検査 49:615-621,2005〕

病院給食による食中毒と検査

小澤 一弘

pp.623-629

〔SUMMARY〕 食中毒とは食べた食品中に有害な成分が混入あるいは付着し,それが体に悪い影響を与えることであり,広い意味から考えれば食を介しての感染症とも考えられている.原因としては細菌,ウイルス,化学物質,自然毒などによるものであるが,その大部分は細菌によるものであった.しかし,近年ノロウイルスによる食中毒が大きな問題となっており,その予防および対策が,集団給食,病院給食にとって急務となっている.〔臨床検査 49:623-629,2005〕

院内感染制御と病院環境

感染対策を考慮した病院設計

小林 信一

pp.631-635

〔SUMMARY〕 病院設計の段階で,院内感染対策を考慮することは,Evidence-based Medicine(EBM)に基づいた院内感染対策を行ううえで大変重要なことである.しかしながら,これまで実践できた施設はかなり限られるのが現状である.国立成育医療センターでは,当初から感染管理委員会が病院設計や設備・備品に対して種々の提案を行い,多くのことが実現した.このことにより,今後の病院設計は院内感染対策を考慮して行うべきであるという見解が広まるきっかけとなることが期待される.〔臨床検査 49:631-635,2005〕

感染症制御支援システム

森野 光雄

pp.637-643

〔SUMMARY〕 近年,情報技術(IT)の高度化により医療のIT化が進行している.同時に,院内感染防止対策の重要性から感染対策チーム(ICT)の活動への期待が高まっている.様々なICT活動のなかで,日常的に院内で発生する感染症の発生動向を把握するシステムとして,サーベイランスを実施することが望まれるが,サーベイランスの実施には患者に関わる多様な情報の収集に多大な労力が必要とされる.ICT活動の限られた時間のなかで効果的に院内感染対策を実施するためには,情報システムの活用が欠かせない.〔臨床検査 49:637-643,2005〕

院内清掃を考え直す

森澤 雄司

pp.645-649

〔SUMMARY〕 病院における院内清掃は,環境整備の基本であり,Spaulding分類に応じた消毒・滅菌の考え方を遵守して,環境表面を高頻度接触面,低頻度接触水平面,低頻度接触垂直面に分類した合理的で科学的な根拠に基づく清掃を実施するべきである.医療法・第15条2項に定められるように,清掃業務を委託する際には病院の責任で委託業者を選定して,病院は主体的に環境整備のために院内清掃の充実を図るべきである.〔臨床検査 49:645-649,2005〕

話題

真空管採血法ガイドライン

大西 宏明 , 渡邊 卓

pp.651-654

1. はじめに

 2004年7月,日本臨床検査標準協議会(JCCLS)は,わが国で初めて標準採血法ガイドラインを発行した1).本稿では,院内感染制御というテーマに基づき,真空管採血における感染のリスクと,ガイドラインに示されている感染の防止策を中心に解説する.

バイオテロとその対策

加來 浩器 , 賀来 満夫

pp.655-659

1. はじめに

 バイオテロとは,微生物(およびそれが作り出す毒素)ならびに疾病媒介動物(蚊,ダニ,ノミなど)を意図的に散布して,政治的・宗教的・経済的にパニックを引き起こし,社会を混乱に陥れる行為である.近年,SARS,鳥インフルエンザ,狂牛病といった様々な感染症が,新興・再興感染症として国内外で問題となっているが,バイオテロは,自然流行の場合と異なる感染経路をとることから,広い意味での新興・再興感染症といえるだろう.欧米の感染症関連学会では,20世紀の冷戦直後からバイオテロの脅威が取り上げられており,軍・民挙げて対策が講じられてきた.米国では,1999年8月にニューヨーク市内でウエストナイル熱の患者が発生した際,疾病管理予防センター(Centers for Disease Control and Prevention;CDC)での実地疫学調査の訓練を終えた専門家(EISオフィサー:epidemiology intelligence service)が直ちに派遣され,バイオテロを想定した対策がとられた.また2001年の同時多発テロの翌日(9月12日)には,CDCが各州にバイオテロアラートを発し,主要な医療機関での拡大サーベイランスを行うよう指示した.10月には実際に炭疽菌テロの発生をみたが,その後も白い粉や猛毒リシンを用いた封筒事件が頻発しており,今後もバイオテロがいつ起こるともわからない状態となっている.このようにバイオテロ対策の先進国である米国では,常にバイオテロを念頭にした感染症危機管理体制がとられており,①兆候の早期発見システム,②被害の局限化,③院内感染制御,④検査体制の整備などに重点を置いている.

 一方国内では,地下鉄サリン事件を経験したにもかかわらず,本格的なバイオテロ対策が講じられるようになったのは21世紀になってからである.現在,各省庁・機関でバイオテロへの対応が整備されつつあるが,防衛庁においては“生物戦への対応”を念頭に整備を進め,“バイオテロ発生時にも対応”できるように準備しつつある1).本稿では,バイオテロの趨勢と共に,検査室が果たすべき役割や問題点について概説したいと思う.

結核の感染制御

佐々木 結花

pp.661-664

1. はじめに

 感染制御とは,感染症の発生を未然に防ぎ発生した感染症を制圧することであるが,結核は感染制御が困難な疾患と考えられる.なぜならば,結核は,空気感染であること,感染の有無の明確な判定ができないこと,潜伏期間が長期であること,既感染者は宿主の免疫能により発病の可能性が変化すること,社会的偏見が根強く,最新の知見と社会的常識に大きな差異があり,環境整備・診断後対応の標準化が困難であること,という現状があり,一筋縄ではいかない感染症であるという印象が強い.そのため,感染制御と同時に様々な問題に対応する必要がある.

海外からの感染症の院内感染制御

川名 明彦

pp.665-669

1. はじめに

 かつて日本国内でも赤痢,腸チフス,マラリア,寄生虫などによる感染症が多数見られた時代があるが,医学の進歩と衛生状態の改善により,現在これらの疾患は減少あるいは消失したかに見える.しかし海外では,熱帯・亜熱帯地域を中心にこれらの感染症が依然として流行しているばかりでなく,近年新種の感染症が出現している地域もある.現在日本から海外に出かける旅行者の数は毎年約1,500万人,海外から入国する外国人の数は約500万人1)と膨大な数にのぼり,海外でこれらの感染症に罹患する機会も増大している.航空機による高速移動のため,潜伏期間中に帰国することも十分可能であり,帰国後に発病する例もしばしば見られる.一般に日本の医療従事者は,海外の感染症に関して十分な知識を身につけていない場合が多く,診断やその管理に困惑しがちである.本稿では,これらの感染症の院内感染対策に焦点を絞ってまとめた.

今月の表紙 臨床生理検査・画像検査・18

乳腺疾患―DCIS,微小乳癌

尾本 きよか

pp.586-588

 非浸潤性乳管癌(ductal carcinoma in situ;DCIS)とは,乳管由来の癌細胞が乳管内小葉内に留まっていて間質への浸潤がみられないこと,すなわち癌の構成成分が乳管内癌巣のみの乳癌のことをいう.通常リンパ節や他の臓器に転移することはなく,手術で原発巣を取りきれれば完全に治すことができるとされる.しかし,たとえ浸潤性乳管癌であっても,発見された時点でその大きさが十分に小さければ,治癒する可能性は高い.それゆえDCISや微小乳癌の早期発見は大事であり,それらの超音波所見を日頃から理解しておくことは重要と考える.

 乳癌取扱い規約によると,腫瘍(原発巣)の大きさはT1≦2cmと定義されている.すなわち2cm以下の小さい段階で発見し,切除できれば病期分類のうえからも比較的良好な予後が期待できる.今回はまず小さな乳癌,特に1cm以下の浸潤性乳管癌の超音波像を提示する.図1は腫瘍径7mmと小さいが辺縁粗雑な低エコー腫瘤で,この写真だけからでは浸潤所見は明らかではない.しかし,別方向からの観察で周囲組織の引き込み像があったり,内部にわずかではあるが血流シグナルを認めたことより,悪性を考えた症例である.図2の腫瘍も径8mmと小さいが,縦横比が1以上と大きく,境界部に高エコー帯,すなわちハローを認めることより,乳癌と診断することは容易であろう.

コーヒーブレイク

大衆の心と文芸

屋形 稔

pp.630

 昨年NHKの大河ドラマでは新選組を1年間やっていたようであるが,視聴率はどうだったのであろうか.実は殆ど視る気がしなかったので,昔から幕末ものが好きなのにどうなってしまったのかと気にはしていたのである.

 度々映像や舞台になった昔の新選組の切迫感や演技者の迫力を覚えているためというしかない.若い俳優達は人気はあるのだろうが理解力が段々遠くなっているのだろうか.歴史ものの小説や映画の中で私自身は幕末ものと忠臣蔵ものは特に興味深く,若い頃は時代もの作家になってみようかと思った位である.

シリーズ最新医学講座 臨床現場における薬毒物検査の実際・4

確認分析・総論

福家 千昭

pp.671-677

機器分析による確認ってなぜ必要なんですか?

 例を示して説明することにします.薬毒物中毒の疑いで意識レベルが低下した患者さんが搬送されてきました.救急医より薬毒物分析の依頼があり,血清,尿,胃洗浄液が送られてきました.薬毒物検索のために各種迅速検査を行ったところ,TriageでTAC(三環系抗うつ薬)が陽性という結果を得ました.この患者さんは三環系抗うつ薬の何を飲んだのだろうか? その血液中濃度はどれくらいだろうか? 結果が臨床症状と一致するのだろうか? さらに詳細な情報を得るために分析機器を使って確認しよう.ということになるわけです(図1).

 一般に,簡易検査法や迅速検査法により得られた結果は,その化合物や化合物群が含まれている可能性があるということを示しています.治療目的で医師の指示通り服用していても陽性となることもあります.

研究

HCV抗体陽性検体におけるHCVコア抗原測定法の有用性

太田和 秀一 , 浦田 兼司 , 緑川 清江 , 原田 哲史 , 田上 高徳 , 長谷川 達朗

pp.679-685

〔SUMMARY〕 HCVに感染しているか否かの診断方法は,最初にHCV抗体スクリーニングを実施する.HCV抗体陽性の場合,追加試験としてHCV核酸増幅検査などでウイルスの有無を確認する方法が今までの流れであった.2003年3月に新たな方法として,高感度HCVコア抗原測定法が開発上市され,同年の老人保健事業検診の肝炎ウイルス等実施要領にHCV抗体陽性者に対してHCVコア抗原測定法が導入され,肝炎ウイルス等実施要領のフローチャートも新しく改訂された.

 本稿では,病院のルチン検査においても同フローチャートを用いることが実行可能か否かを検証し,実行可能と考えられたのでその有用性について報告する.

学会だより 第94回日本病理学会総会

第94回日本病理学会総会に参加して

飯原 久仁子

pp.686

第94回日本病理学会総会は,横浜みなとみらいのパシフィコ横浜で4月14日(木)~16日(土)に行われた.例年のごとく平日にかかる学会で,勤務先が近いこともあり,日常業務の合間をぬって,あわただしく大学,学会と行き来しながらの参加となった.パシフィコ横浜は以前にも病理学会が開催された場所だが,東横線が延長開通されて便利がよくなった.会場が広いため初日は参加者数が少ない印象で,特に示説展示場と演説の会場が離れており,示説セッションが始まるまでの展示場は,人がパラパラといる程度であったが,セッションが始まるや例年のように会場は熱気につつまれた.セッションは17:30~18:30と遅い時間帯であったが,討議時間が延長されるグループが多く,閉場の時間が近いので終了するようにとのアナウンスがしばしば聞かれた.

 今回は,“病理学から科学・医療・社会への情報発信”というテーマが掲げられており,新しい試みとして日本内分泌外科学会,日本内分泌病理学会,日本乳癌学会との合同シンポジウムが開催された.チーム医療の必要性がますます高まるなか,多くの実践的な情報が提供された.臨床医,放射線科医,病理医の連携が効率よく機能している病院においては,より円滑にかつ迅速に病気の診断がされ,それぞれのよい関係は患者への負担の軽減,および効率のよい治療につながることが再認識された.より迅速かつ的確な診断ができるよう,これからも臨床医,放射線科医との連携を深めようと決意も新たにした.

動いていく病理学

高橋 さつき

pp.687

第94回日本病理学会総会は,4月14~16日,みなとみらいのパシフィコ横浜で行われた.例年関東の春は早く,4月には若葉であるが,今年は横浜で桜に間にあった.このあと東北で,と2度の花見ができた.

 2002年の春にも同じ会場で総会だったが,当時に比べ,みなとみらい線がひかれ,高層ビルが建ち並び,テナントも確実に増えて,中に吸い込まれているとどこの近代都市にいたのだったかと戸惑ってしまう.が,外に出ると太平洋側の日差しとともに吹き止まぬ風で,港,海の近くにいたのだな,と再確認する.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

今月の特集1 DIC診断基準
今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

今月の特集 女性のライフステージと臨床検査

62巻7号(2018年7月発行)

今月の特集1 尿検査の新たな潮流
今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

今月の特集1 The Bone—骨疾患の病態と臨床検査
今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

今月の特集1 睡眠障害と臨床検査
今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
今月の特集2 キャリアデザイン

60巻7号(2016年7月発行)

今月の特集1 The SLE
今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

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今月の特集1 もっと知りたい! 川崎病
今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

60巻5号(2016年5月発行)

今月の特集1 体腔液の臨床検査
今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

60巻4号(2016年4月発行)

今月の特集1 血漿蛋白—その病態と検査
今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

60巻3号(2016年3月発行)

今月の特集1 日常検査からみえる病態—心電図検査編
今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

今月の特集1 深く知ろう! 血栓止血検査
今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

60巻1号(2016年1月発行)

今月の特集1 社会に貢献する臨床検査
今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

今月の特集1 移植医療を支える臨床検査
今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

今月の特集1 見逃してはならない寄生虫疾患
今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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