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今月の主題 これからの臨床検査技師教育を考える 歴史
臨床検査の歴史と担当職種の変遷
著者: 河合忠12
所属機関: 1国際臨床病理センター 2自治医科大学
ページ範囲:P.823 - P.826
文献購入ページに移動〔SUMMARY〕 医療の基本は,医師と患者の直接的な接触が基本であり,問診,診察,検査による多種多様な情報により適切な診療が可能となる.そのうちでも,検査が最も客観性が高く,遠く紀元前400年頃から尿検査が利用され,近代医療では多種多様な検査が利用され,さらに一層高度化されている.検査は医師自身により行われたが,自前教育による補助員が,さらに近代では専門教育機関で教育を受けた有資格者が多くの検査を担当している.〔臨床検査 49:823-826,2005〕
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