icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査49巻8号

2005年08月発行

文献概要

今月の主題 これからの臨床検査技師教育を考える 卒前教育―現状と展望

現在の教育カリキュラムと国家試験

著者: 三村邦裕1

所属機関: 1全国臨床検査技師教育施設協議会

ページ範囲:P.827 - P.833

文献購入ページに移動
〔SUMMARY〕 臨床検査技師教育は大きな転換期を迎えようとしている.それは社会の趨勢から高学歴化が進み,技術教育である臨床検査技師教育も専門学校から大学教育へと移行が進んでいることにある.2000年(平成12年)にカリキュラムの大綱化が行われ,それに伴い各養成施設の考えで教育内容が設定できるようになった.臨床検査学の学問的構築もなされようとする中,各養成施設の抱える教育に関する問題点について著す.さらにカリキュラムや国家試験についても触れる.〔臨床検査 49:827-833,2005〕

参考文献

1) 小沢英夫:学校制度について.衛生検査 32:253, 1983
2) 臨床検査技師教育あゆみ編集委員会:臨床検査技師教育のあゆみ.全国臨床検査技師教育施設協議会,pp83-159, 2001
3) 北村清吉:我が国の臨床検査の歴史.我が国の臨床検査の歴史編集委員会,エスアールエル,pp354-359, 2000
4) 伊藤機一:臨床検査技師教育に関する諸問題と将来展望.臨床病理 51:458-466, 2003
5) 北村清吉:検査技師教育-教育の現場から.臨床検査 46:1634-1646, 2002
6) 三村邦裕:技師教育.臨床病理 52:844-850, 2004
7) 三村邦裕:臨床検査技師の業務拡大.検査と技術 31:941-946, 2003
8) 医事試験制度研究会:臨床検査技師国家試験出題基準.選択エージェンシー,2002
9) 三村邦裕:3年制教育施設のめざす方向.臨床病理 51:467-470, 2003

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?