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文献詳細

雑誌文献

臨床検査49巻8号

2005年08月発行

今月の主題 これからの臨床検査技師教育を考える

卒前教育―現状と展望

臨床検査学の研究

著者: 岩谷良則1

所属機関: 1大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻生体情報科学講座

ページ範囲:P.835 - P.838

文献概要

〔SUMMARY〕 国立の臨床検査技師教育施設がすべて3年制教育から大学・大学院教育へ移行した.早晩,臨床検査技師が臨床検査学の研究の中心になるだろう.さらに検体検査のみならず生体検査も実施できる「日本の臨床検査技師」は,診断科学の専門家として,個々の医療機関の特色に合わせた最も適切かつ効率的な検査診断システムを構築する研究を推進するだろう.そして単に医療の高度化だけではなく,医療効率を高めて経営改善にも貢献し,21世紀医療の要になると予想される.また高度先進医療分野にも進出し,ノーベル賞級の研究者が育つことを期待する.〔臨床検査 49:835-838,2005〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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