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文献詳細

雑誌文献

臨床検査49巻8号

2005年08月発行

文献概要

今月の主題 これからの臨床検査技師教育を考える 期待される活動領域と技師教育

臨床検査部・病理部・輸血部

著者: 松尾収二1

所属機関: 1天理よろづ相談所病院臨床病理部

ページ範囲:P.865 - P.868

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〔SUMMARY〕 臨床検査技師は他職種にない技能を有しており,期待される活動領域も感染対策,栄養管理などチーム医療と称するもの以外に,病棟担当技師,診療情報管理,臨床研究の推進,医師・看護師教育など限りなく広い.これからは臨床検査室で働く臨床検査技師ではなく,病院で働く臨床検査技師でなくてはならない.他職種との連携や患者との接触がますます必要となる中,技師教育は問題解決能力,感受性,人としての態度といった基本的な教育がより大事になるだろう.〔臨床検査 49:865 -868,2005〕

参考文献

1) 岩井鉄司:医療情勢の変革に伴う臨床検査室・検査技師の役割について.臨床病理 51:322-326, 2003
2) 岩谷良則,酒井健雄,伊藤機一,他:検査技師教育の新理念―21世紀の臨床検査技師に求められるもの.臨床病理 51:456-484, 2003
3) 早川美恵子,菊池春人,石橋みどり,他:病院臨床検査技師の特色を生かした情報室.臨床病理 51:331-335, 2003
4) 松尾収二:POCT―医療における連携の実践.臨床病理レビュー 126:155-159, 2003
5) 加奥節子,山名琢薫:病棟担当臨床検査技師について.医療と検査機器・試薬 25:272-274, 2002

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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