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今月の主題 これからの臨床検査技師教育を考える 期待される活動領域と技師教育
感染制御部
著者: 浅利誠志1
所属機関: 1大阪大学医学部附属病院感染制御部
ページ範囲:P.869 - P.871
文献購入ページに移動〔SUMMARY〕 病院は病原菌の巣窟である.外来には結核,麻疹,赤痢患者などが訪れ,さらに,病室には易感染性患者と耐性菌感染患者が混在しているため,院内は多種多様な微生物の交差感染の場となっている.これら院内の感染制御は,正確かつ迅速な感染症検査と検査データの疫学統計が行われて初めて成り立つため,有能な検査技師を育成することが感染対策強化の基本である.さらに,複雑多岐にわたる感染制御業務をこなす感染制御担当官(ICP)として,臨床検査技師が注目されている.〔臨床検査 49:869-871,2005〕
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