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文献詳細

雑誌文献

臨床検査49巻8号

2005年08月発行

文献概要

今月の主題 これからの臨床検査技師教育を考える 期待される活動領域と技師教育

大学・研究機関の教育・研究者

著者: 長村洋一1

所属機関: 1千葉科学大学危機管理学部

ページ範囲:P.883 - P.888

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〔SUMMARY〕 臨床検査技師が法律上明確にされたのは1970年(昭和45年)であり,歴史的には40年以上経過しているが,4年制課程による教育制度が充実し始めたのはまだ最近のことである.そのため,大学および研究機関において,現在トップとして活躍している臨床検査技師の数はまだ少ない.ここでは,4年制以外の臨床検査技師養成機関の卒業後,現在大学の教授として活躍している人と,1970年(昭和45年)当初4年制教育課程を経て臨床検査技師となり,現在教授として活躍している人を主として取り上げ紹介をする.そして,学歴の壁を乗り越えて頑張っている多くの臨床検査技師と4年制教育を受けて臨床検査技師となっている方々の懸命の努力が,臨床検査技師を技師が教育する態勢の確立へ向かって確実なものにしつつあることを浮き彫りにする.〔臨床検査 49:883-888,2005〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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