文献詳細
文献概要
学会だより 日本超音波医学会第78回学術集会
循環器領域:心機能と動脈硬化をクローズアップ
著者: 田中伸明1
所属機関: 1山口大学医学部附属病院検査部
ページ範囲:P.919 - P.919
文献購入ページに移動上記学術集会が,2005年5月20日(金)~22日(日)の日程で東京国際フォーラムにおいて開催されました.私は主に循環器領域のセッションに参加しましたが,その範囲内での私の印象を報告させていただきます.
本学術集会会長は,菅原基晃先生(東京女子医科大学附属日本心臓血圧研究所基礎循環器科)でしたが,「画像と機能の超音波」をキャッチフレーズに掲げられ,全体的な印象としては,本学会の特徴でもある工学領域と医学領域の連携とバランスがとれた内容であったと思います.たとえば,シンポジウム1と4は,いずれも今話題のストレインを扱いながら,1ではTissue elasticity imagingがテーマで心筋以外を対象としたストレインについて,一方では基礎技術的な立場から,他方では臨床家の立場からのご発表をうまく組み合わせた構成でした.シンポジウム4では,心機能評価の面から注目を集めている心筋ストレインについて,ライブデモンストレーションを交えながらの進行で,最後には心臓力学の権威である菅弘之先生(国立循環器病センター研究所所長)の特別発言をいただくなど,こちらも趣向を凝らした構成でした.
本学術集会会長は,菅原基晃先生(東京女子医科大学附属日本心臓血圧研究所基礎循環器科)でしたが,「画像と機能の超音波」をキャッチフレーズに掲げられ,全体的な印象としては,本学会の特徴でもある工学領域と医学領域の連携とバランスがとれた内容であったと思います.たとえば,シンポジウム1と4は,いずれも今話題のストレインを扱いながら,1ではTissue elasticity imagingがテーマで心筋以外を対象としたストレインについて,一方では基礎技術的な立場から,他方では臨床家の立場からのご発表をうまく組み合わせた構成でした.シンポジウム4では,心機能評価の面から注目を集めている心筋ストレインについて,ライブデモンストレーションを交えながらの進行で,最後には心臓力学の権威である菅弘之先生(国立循環器病センター研究所所長)の特別発言をいただくなど,こちらも趣向を凝らした構成でした.
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