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新しい検査法
血清リポ蛋白の分画別抽出法
著者: 橘敏也1 桑原啓子1
所属機関: 1聖路加国際病院臨床病理科
ページ範囲:P.649 - P.653
文献購入ページに移動 動脈硬化症との関連において,血清リポ蛋白の臨床的意義については近時大いに注目されてぎた。しかしながら,現在その測定法上の問題がその臨床的研究の大きな隘路となっている。
血清リポ蛋白の測定法としては,超遠心器を用いるGofman法が最も標準とされているが,そのいかにも膨大な装置と高級な手技は第一線臨床家の手軽に利用しうるものではない。Cohnのエタノール分画法も複雑な化学的操作を要し,これも多忙な臨床家のものではない。
血清リポ蛋白の測定法としては,超遠心器を用いるGofman法が最も標準とされているが,そのいかにも膨大な装置と高級な手技は第一線臨床家の手軽に利用しうるものではない。Cohnのエタノール分画法も複雑な化学的操作を要し,これも多忙な臨床家のものではない。
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