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文献詳細

雑誌文献

臨床検査5巻10号

1961年10月発行

文献概要

研究

キレックスによる無胃管胃液酸度測定の経験

著者: 伊藤とみ子1 吉武陽一1 竹原重敏1

所属機関: 1熊本労災病院検査室

ページ範囲:P.655 - P.656

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 われわれの病院では従来胃液検査には胃管による分画採取法(カフェイン法)を用いてきたが,本方法は患者にとって多少とも苦痛を与えること,あるいは検査に時間のかかることなど日常臨床において幾多の欠点があった。しかるに最近胃管を必要としない胃液酸度測定法が考案され,各方面でその価値が検討されつつある。われわれも同様の目的で当病院入院中の患者につき「本法を行ない,従来の胃管法の成績と比較しその成績を日本衛生検査協会熊本県支部学会で発表したが,今度再び24名の患者について対照尿,発色法などについても二三の検索を行なったのでここにその成績を報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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