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文献詳細

雑誌文献

臨床検査5巻2号

1961年02月発行

文献概要

研究

血清蛋白質分画図の直接および分画別抽出による定量方法の比較検討

著者: 林田明1 岸勇1

所属機関: 1北里研究所附属病院

ページ範囲:P.113 - P.117

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 濾紙電気泳動による血清蛋白質分画は,資料が非常に少量で済むこと,装置がTiselius法に比較して安価であり,また操作が簡単であること,その上染色方法を換えることにより糖蛋白質,脂蛋白質も容易に測定できる,などの幾多の利点により最近の臨床検査方面においても多く利用されるに至つた。
 血清蛋白質分画図の定量法については現在もなお種々の方法が唱えられているが,要は正確であり,簡単であることが第1条件となることはいうに及ばない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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