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文献詳細

雑誌文献

臨床検査5巻4号

1961年04月発行

文献概要

医学常識

生殖器のはなし(II)—生殖器の病気

著者: 鈴木秀郎1

所属機関: 1東大病院中央検査部血清検査室

ページ範囲:P.241 - P.244

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§ はしがき
 今月は生殖器の病気について申しあげます。生殖器は男と女で全く違つていますから,病気も勿論異ります。ただ病気をおこす原因は性病(梅毒,淋疾,軟性下疳,第4性病),結核,悪性腫瘍などのようにある程度共通したものがあります。また生殖器と泌尿器とは本来その臓器の仕事が全く異つているにもかかわらず,位置的に密接な関係があり,とくに男子では尿道は生殖の仕事にも,排尿の仕事にも共通に使われます。したがつて名称の上でも泌尿生殖器として一緒によばれ,病気もある程度一緒に扱われます。
 例によつて生殖器の病気を表にしてあげておきました。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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