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技術解説
組織内の細菌染色
著者: 影山圭三1 戸沢秀樹2
所属機関: 1慶応大学 2慶応大学病理学教室
ページ範囲:P.421 - P.428
文献購入ページに移動組織内の菌染色は,塗抹標本のそれと同一原則で行われるが,組織が共染されやすく,その上貼布した標本がはがれやすいことなどから,一般には,細心の注意が必要とされるが,その要領を心得てしまえば,左程のことはない。脂肪染色の項で述べたように,要は反覆練習することにより,技術を身につけることである。
以下に,一般菌染色,真菌,好酸菌,ブルセラ菌,スピロヘーターなど代表的な染色法を略説するが,染め上りは,各人の好みも関係するので,各々がもつとも好きなものを常用するのがよかろう。
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