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濾紙電気泳動法の実際(5)—複合蛋白分画法(その2)—糖蛋白—
著者: 伊藤斉1
所属機関: 1慶応義塾大学神経科教室
ページ範囲:P.431 - P.437
文献購入ページに移動1.血清糖蛋白について
前回は血清脂蛋白の話をして,血中の脂質は血清蛋白と結合して脂蛋白(Lipoprotein)を形成して居り,電気泳動法により分画されることを述べたが,これと同じように,血中の多糖類も,蛋白と結合した状態で存在する。
これを一般的には糖蛋白(Glycoprotein)と呼んでいる。
前回は血清脂蛋白の話をして,血中の脂質は血清蛋白と結合して脂蛋白(Lipoprotein)を形成して居り,電気泳動法により分画されることを述べたが,これと同じように,血中の多糖類も,蛋白と結合した状態で存在する。
これを一般的には糖蛋白(Glycoprotein)と呼んでいる。
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