icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査50巻1号

2006年01月発行

文献概要

今月の主題 PK/PD解析を指標とした感染症治療 各論

薬物動態シミュレーションプログラム

著者: 木村利美1 矢後和夫1

所属機関: 1北里大学病院薬剤部

ページ範囲:P.41 - P.47

文献購入ページに移動
臨床においてPK/PDパラメータを活用するためには,抗菌薬の投与設計に伴うパラメータの変動を算出しなければならない.薬物動態推移をシミュレーションするためには薬物動態をコンパートメントモデル式に当てはめ,電卓あるいはコンピュータによる非線形最小二乗法などを用いてパラメータの算出を行う.コンピュータによる薬物動態シミュレーションを行う場合,PEDA, MULTI, ClinKinetcsi-K, USC*PACKなどが利用できる.〔臨床検査 50:41-47,2006〕

参考文献

1) Craig WA:Interrelationship between pharmacokinetics and pharmacodynamics in determining dosage regimens for broad-spectrum cephalosporins. Diagn Microbiol Infect Dis 22:89-96, 1995
2) 日本薬学会第117年会講演要旨集 4:191, 1997
3) 樋口駿,松山賢治,宮崎長一郎:PEDAによるTDMの実際,じほう,2001
4) 木村利美,矢後和夫:図解 よく分かるTDM,じほう,2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?