文献詳細
文献概要
今月の主題 PK/PD解析を指標とした感染症治療 各論
薬物動態シミュレーションプログラム
著者: 木村利美1 矢後和夫1
所属機関: 1北里大学病院薬剤部
ページ範囲:P.41 - P.47
文献購入ページに移動臨床においてPK/PDパラメータを活用するためには,抗菌薬の投与設計に伴うパラメータの変動を算出しなければならない.薬物動態推移をシミュレーションするためには薬物動態をコンパートメントモデル式に当てはめ,電卓あるいはコンピュータによる非線形最小二乗法などを用いてパラメータの算出を行う.コンピュータによる薬物動態シミュレーションを行う場合,PEDA, MULTI, ClinKinetcsi-K, USC*PACKなどが利用できる.〔臨床検査 50:41-47,2006〕
参考文献
1) Craig WA:Interrelationship between pharmacokinetics and pharmacodynamics in determining dosage regimens for broad-spectrum cephalosporins. Diagn Microbiol Infect Dis 22:89-96, 1995
2) 日本薬学会第117年会講演要旨集 4:191, 1997
3) 樋口駿,松山賢治,宮崎長一郎:PEDAによるTDMの実際,じほう,2001
4) 木村利美,矢後和夫:図解 よく分かるTDM,じほう,2004
掲載誌情報