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今月の主題 採血
総論
文献概要
採血は日常的に行われているとはいえ,侵襲のある医療行為である.稀にではあるが,重大な合併症が起こる可能性も否定はできない.採血の意義や必要性とともに,起こり得る危険性の程度や頻度なども考慮したうえで,採血に関する説明と同意のあり方について考えてゆく必要がある.〔臨床検査 50:251-253,2006〕
参考文献
1) 菅野耕毅:医療契約の法.医事法学概論(第2版),医歯薬出版,pp137-166, 2004
2) JCCLS標準採血法検討委員会:標準採血法ガイドライン(第1版).日本臨床検査標準協議会,2004
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