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今月の主題 採血 総論
採血手順
著者: 大西宏明1
所属機関: 1杏林大学医学部臨床検査医学
ページ範囲:P.255 - P.260
文献購入ページに移動採血は血液検査を行うために必須の手技であり,採血法の標準化は,正確な検査結果をもたらすこと,および患者・採血者双方の安全性を確保するうえで不可欠である.2004年7月に日本臨床検査標準協議会からわが国初の標準採血法ガイドラインが発行された.医療における標準化および安全性が強調される現状において,採血に従事する者は可能な限り標準的採血法を遵守することが求められる.〔臨床検査 50:255-260,2006〕
参考文献
1) 勝田逸郎,原 進,清水聖一,他:真空採血管の安全性の検討.臨床病理 51(suppl):168, 2003
2) 日本臨床検査標準協議会編:標準採血法ガイドライン第1版(GP4-T).学術広告社 2004
3) Crawford DC:Reducing blood collection risks. Advance/Laboratory 12:70, 2003
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