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学会だより 第56回日本電気泳動学会総会
ゲノミクスからプロテオミクスの時代へ
著者: 佐藤裕久1
所属機関: 1青森県立中央病院臨床検査部
ページ範囲:P.343 - P.343
文献購入ページに移動第56回日本電気泳動学会総会は,本庄利男先生(麻布大学獣医学部)を会長として2005年11月11・12日の両日,東京都新宿区の野口英世記念会館において開催された.
今回で56回目となる歴史あるこの学会は,電気泳動を中心とする新しい分離分析技術の開発や理論の確立,基礎研究および臨床医学研究の分野における応用研究を促進することを目的に1950年に設立された.現在電気泳動は蛋白質だけでなく,核酸や糖質など多くの生体分子の分離分析法として,臨床検査技師だけでなく医学系や生命科学系研究者など多くの研究者に利用されている.近年では最新のプロテオーム解析技術が加わり,電気泳動での分析技術の発展が期待されている.一方,蛋白分画や免疫電気泳動,アイソザイム分析をはじめとする臨床検査分野における電気泳動などは,近年の医療情勢を反映してか若干元気がないのも事実で,学会参加者の多くは基礎医学や生命科学系の研究者が主で,病院関係の臨床検査技師の参加は少ないようであった.
今回で56回目となる歴史あるこの学会は,電気泳動を中心とする新しい分離分析技術の開発や理論の確立,基礎研究および臨床医学研究の分野における応用研究を促進することを目的に1950年に設立された.現在電気泳動は蛋白質だけでなく,核酸や糖質など多くの生体分子の分離分析法として,臨床検査技師だけでなく医学系や生命科学系研究者など多くの研究者に利用されている.近年では最新のプロテオーム解析技術が加わり,電気泳動での分析技術の発展が期待されている.一方,蛋白分画や免疫電気泳動,アイソザイム分析をはじめとする臨床検査分野における電気泳動などは,近年の医療情勢を反映してか若干元気がないのも事実で,学会参加者の多くは基礎医学や生命科学系の研究者が主で,病院関係の臨床検査技師の参加は少ないようであった.
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