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学会だより 第78回日本生化学会大会
生体分子の多様性を再認識
著者: 川嵜伸子1
所属機関: 1京都大学医学部保健学科・基礎生体病態情報解析学講座
ページ範囲:P.345 - P.346
文献購入ページに移動第78回日本生化学会大会は,2005年10月19日(水)~10月22日(土)の4日間にわたり,大阪大学大学院医学系研究科 高井義美教授会頭のもと,神戸ポートピアホテル,神戸国際会議場,神戸国際展示場を会場として開催された.今回の大会のテーマは,温故知新―ポストゲノム時代の生化学―(Discover New Things by Studying the Past Biochemistry in the Post Genome Era)である.“ポストゲノム時代に突入したことを踏まえ,これまでの生化学が培ってきた知見,ノウハウをいかに活用して(温故),未知の分野を開拓していくか(知新)を目指す”というものである.本学会の発表演題数は一般演題(ポスター発表)2,128題であり,このうち,ミニシンポジウムでの口頭発表に採択されたものが18題,ワークショップ(87テーマ)での口頭発表にも採択されたものが742題であった.生化学会では2003年の大会より,若い研究者が口頭で発表する機会を増やす努力としてポスター発表から一般口頭発表を採択している.また,8テーマのシンポジウム,16テーマのミニシンポジウム,特別講演3題(大会2日目より,一日1題ずつ)がもたれた.
本大会の内容を大分野名で見ると,糖鎖生物学,脂質生物学,タンパク質,酵素・代謝調節・栄養,細胞応答,細胞の構造と機能,植物生化学,神経科学,ゲノムと遺伝情報,発生と再生,病気:病態の生物学,ゲノム・遺伝子解析技術の12分野である.
本大会の内容を大分野名で見ると,糖鎖生物学,脂質生物学,タンパク質,酵素・代謝調節・栄養,細胞応答,細胞の構造と機能,植物生化学,神経科学,ゲノムと遺伝情報,発生と再生,病気:病態の生物学,ゲノム・遺伝子解析技術の12分野である.
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