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学会だより 第78回日本生化学会大会
生化学的分析の時代が再び?
著者: 康東天1
所属機関: 1九州大学大学院医学研究院臨床検査医学
ページ範囲:P.347 - P.347
文献購入ページに移動第78回日本生化学会大会は,神戸国際会議場などを会場にして2005年10月19~22日にわたって開催された.ポスター発表が2,000を越え,参加者も7,000から8,000名に達する巨大学会だ.このような大きな学会運営の大会会頭の負担を軽減する目的もあってか,最近は,会頭が誰かにかかわらず会場が2年おきに横浜と神戸というのが恒例のようになっている.運営者の苦労を顧みないでいえば,毎年参加しているので個人的にはたまには気分転換に他の都市でも…と思わないでもない(来年は分子生物学会や他の国際カンファレンスと合同開催のため京都だけど).
日本生化学会大会はこの基礎生物学的,分子生物学的分野の(特に若手研究者の)国際化をにらんで,この数年プログラムの抄録がすべて英語になっており,本年は24あるシンポジウム,ミニシンポジウムには必ず最低1人の外国人演者が含まれ,そのいくつかは日本人の発表もすべて英語となっていた.今回私はフィンランドでの国際会議の帰りに関西国際空港から直行したのだが,たまたま私が聞きたい講演に英語があったのは,英語が得意ではないほうの私にとっては,また日本でも英語かと少し疲れが倍加気味であった.
日本生化学会大会はこの基礎生物学的,分子生物学的分野の(特に若手研究者の)国際化をにらんで,この数年プログラムの抄録がすべて英語になっており,本年は24あるシンポジウム,ミニシンポジウムには必ず最低1人の外国人演者が含まれ,そのいくつかは日本人の発表もすべて英語となっていた.今回私はフィンランドでの国際会議の帰りに関西国際空港から直行したのだが,たまたま私が聞きたい講演に英語があったのは,英語が得意ではないほうの私にとっては,また日本でも英語かと少し疲れが倍加気味であった.
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