icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査50巻4号

2006年04月発行

文献概要

今月の主題 検査室におけるインシデント・アクシデント 総論

リスクマネジメント・インシデント・アクシデント

著者: 村井隆三12

所属機関: 1東京医科歯科大学大学院医療経済学 2村井おなかクリニック

ページ範囲:P.375 - P.380

文献購入ページに移動
臨床検査は,診療サービスの「縁の下の力持ち」である.臨床検査におけるリスクマネジメントとしては,①患者取り違い,②感染,③検体の適切な取り扱いが重要と考えられる.「人は誰でも間違える」という前提に立った安全管理,そして「すべての検体には,感染性があるもの」という前提にたったスタンダード・プリコーションの考え方に基づく感染対策が求められている.〔臨床検査 50:375-380,2006〕

参考文献

1) 村井隆三:行動目標達成のための安全管理ポイント60,日本医療企画,pp14-17, 2004
2) 厚生労働省:患者誤認事故防止方策に関する検討会報告書,pp4-5, 1999
3) 洪愛子:スタンダードプリコーションハンドブック,ジョンソン・エンド・ジョンソン,p1, 2001
4) 山内桂子,山内隆久:医療事故,朝日新聞社,p61, 2000
5) 米国医療の質委員会・医学研究所:人は誰でも間違える-より安全な医療システムを目指して,日本評論社,pp1-6, 2000

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?