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文献詳細

雑誌文献

臨床検査50巻4号

2006年04月発行

文献概要

今月の主題 検査室におけるインシデント・アクシデント 各論

生理機能検査分野におけるインシデント・アクシデント

著者: 新井浩司1 佐藤清1 増田喜一2

所属機関: 1国立循環器病センター臨床検査部 2国立循環器病センター生理機能検査部

ページ範囲:P.395 - P.403

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生理機能検査分野におけるインシデント・アクシデント対策は,予防的措置を含め,対象者が「人」であるため,単純なマニュアル化は非常に困難である.この分野におけるリスクマネージメントを実践するためには,臨床検査部門のみならず施設全体の取り組みとして,まずは多部門間連携を推進し相互理解を行わなければ,良質かつ安全な医療を患者に還元することは困難であろう.今回多部門間連携を推進する一手法として,CIIならびにCIRを提示した.〔臨床検査 50:395-403,2006〕

参考文献

1) 新井浩司:非採算部門から知的資産部門への転換(連携と融合による医療の質向上効果は?).国立病院臨床検査技師協会会報No.48:53-62, 2003
2) 辰島純二,福谷俊二,新井浩司,他:T.W. 2002検討委員会答申「検査情報発信がもたらす国立病院グループへのインセンティブについて」.国立病院臨床検査技師協会会報No.45:49-139, 2002
3) 飯島謙二,松原政博,新井浩司,他:T.W. 2005検討委員会WG3答申「アウトソーシング対策」.国立病院臨床検査技師協会会報No.55:38-54, 2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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