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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査50巻6号

2006年06月発行

雑誌目次

今月の主題 健康食品と臨床検査

巻頭言

健康食品をめぐる問題点

長村 洋一

pp.607-608

 健康食品の総売り上げは平成17年度において2兆円を越え,一般大衆薬の約3倍となっている.2010年にはこの総額が3兆円を越えると経済界は予測をしている.そのため,非常に多くの人たちがこの分野にタッチし始めている.それに伴って大きな問題も発生し始めている.これら問題の最も大きな根源は,健康食品は医薬品ではないという明確な定義が1971年に既に出されていながら,医薬品のような側面を有して扱われているところにある.実際,その医薬品的な側面を強調するために健康食品に医薬品が添加されていてそれを知らずに摂取して死んでしまった人も出ている.また,一方では副作用のない医薬品というような考え方で健康食品に頼り,正規の治療を医療機関で受ければ助かったかもしれない命を落としている人もいる.このように悲惨なケースに至らないまでを考慮に入れれば,健康食品による健康被害は数え上げれば限りがない.

 このような現状において,医療機関における臨床検査の立場から健康食品をどう捕らえたらよいかという企画が持ちかけられた.ここ数年,臨床検査技師をNSTの分野に入れるのか入れないのかといった議論なども含めて,食品と臨床検査関連の問題が大きく膨らんできているので,この分野に一度メスを入れた.

総論

健康食品と保健機能食品―その多様性と安全性

大濱 宏文 , 池田 秀子

pp.609-615

 日本の健康食品制度と海外のサプリメントに関する制度では,考え方や法制度としての構成のうえでかなりの隔たりがある.日本の制度には,海外で考えられているサプリメントの概念が存在しない.また,健康食品にかかわる制度自体が重層的で複雑な構造をとっている.このような日本の制度の特殊性のなかで,健康食品が安全かつ有効に使用されるために考えていかなければならない課題について,検討を加えた.〔臨床検査 50:609-615,2006〕

健康食品と疾患

中村 丁次

pp.617-621

 健康食品とは,一般的な食品に比べて健康の維持,増進に特別に役立つ可能性がある成分を含有するか,役立ちそうなイメージをもつ食品をいう.法令上,健康食品を明確に定義するものはなく「いわゆる健康食品」といわれ,法令的に定められた「特別用途食品」,「保健機能食品」とあわせれば,「広義の健康食品」と考えられる.健康食品は,生活習慣病の予防や栄養欠乏症の予防,治療に有効であり,今度,その効果が期待される.〔臨床検査 50:617-621,2006〕

健康食品と医薬品の相互作用

平野 和行

pp.623-626

 健康志向の高まりにより,健康の維持,増進を目的に,いわゆる健康食品と称される食品の摂取を行っている方が非常に多くなってきた.普段の食事では不足しがちな物質を積極的に摂取することは望ましいと考えられるが,過剰な摂取は害になることもあることを理解しなくてはならない.健康食品が医薬品の効果発現に影響する例が報告されるようになった.そこで今回は,医薬品と健康食品の典型的な相互作用について紹介する.〔臨床検査 50:623-626,2006〕

健康食品をめぐる認定資格について

加藤 亮二 , 長村 洋一

pp.627-634

 2002年,厚生労働省が「健康食品等に関して正しい情報提供ができる助言者の養成を」との提言から,民間団体によりおよそ5種の資格者が誕生してきた.現在,認定資格者のそれぞれの能力差は未知数であるが,少なくともこの提言内容を遵守可能な人材育成が望まれており,消費者が健康食品の適正な摂取により健やかな人生を過ごせるとともに,新たな過ちが発生しないよう『より質が高く,安全性が保障』できる有資格者の養成が必要であり,将来は社会的に認知された認定資格の一本化と公的資格に準じた制度が望まれる.〔臨床検査 50:627-634,2006〕

健康食品と臨床検査

健康食品,もし過剰摂取したら,その症状は

芝 紀代子

pp.635-641

 近年健康食品の過剰摂取による健康障害が問題となってきている.「日本人食事摂取基準(2005年版)」でも,健康食品として多く出回っているビタミン,ミネラル,微量元素などの,過剰摂取による健康障害を未然に防ぐことを目的として「上限量」を設定している.そこで本稿ではビタミン,ミネラル,微量元素の過剰摂取により起こる症状について解説する.〔臨床検査 50:635-641,2006〕

臨床検査技師にとっての食品・栄養知識の必要性

大坪 盛夫 , 犬塚 玲子 , 榊原 律子

pp.643-648

 栄養状態を管理・指導することを目的としているチーム医療には,栄養サポートチーム(Nutrition Support Team;NST)1),糖尿病療養指導チーム2),褥瘡対策チーム3)などがあり,臨床検査技師がその一員として活躍するためには,食品と栄養の幅広い知識・技術が求められる.近年の健康ブームにより,健康食材や健康食品が出回り,食生活の環境も多様化し,それらが生理的機能に影響を与え,検査データにも反映される.健康障害の防止の観点からも,患者や検診のデータの管理だけでなく,健康食品・サプリメント利用者のデータを管理し,健康食品の機能・効果の科学的検証を把握するセクションが必要となる.臨床検査技師が医療現場において,食品と栄養の知識・技術を深めることで,新たに食と健康の分野で活躍が期待できる.〔臨床検査 50:643-648,2006〕

栄養と臨床検査の実践―NSTを通して

大塚 百香 , 岩崎 昌子 , 喜多 華絵 , 永松 あゆ , 田中 粹子 , 田中 芳明

pp.649-653

 久留米大学病院は,2004年2月より全科型NSTを稼動した.NSTのメンバーは医師,管理栄養士,看護師,薬剤師,臨床検査技師,医事課,情報システム室で構成される.当院のような大規模な大学病院では,各々のコメディカルが多方面からのアプローチをしていきながら効率よく,かつ効果的な活動方法を検討することが重要と考える.また,栄養アセスメントには主観的包括的評価(SGA)や身体計測,血液生化学検査の結果を用い,総合的に判定していく必要がある.〔臨床検査 50:649-653,2006〕

臨床検査業務の中の健康食品とのかかわり

神谷 乗敏 , 仲松 勝彦 , 津波 克幸 , 城間 学 , 今畑 友理子 , 瀬底 田鶴子 , 仲里 幸康 , 比嘉 一廣

pp.655-660

 飽食過食で生活習慣病が増え,健康志向で健康食品愛用者も増え,十分な治験が行われないままの健康食品が増加し,それらを安易に使用し病気を悪化させた報告も増加している.自己責任で使用する健康食品は十分な説明もされないまま,使用している消費者も多い,少なくとも通院入院患者の相談に対応できるよう全体で取り組む必要がある.〔臨床検査 50:655-660,2006〕

臨床検査技師は健康食品問題にどのように関与できるか

長村 洋一

pp.661-667

 健康食品に関しては医薬品ではないという明確な定義がありながら,医薬品のような側面を有しているために多くの問題を提起している.ここでは,まず健康食品に関して,1) 本当に効果があるのか,2) 安全性は大丈夫なのか,3) 医薬品との関係はどうなっているのか,4) 本当に必要な人が摂取しているのかといった現状の問題点をとりあげる.そしてそれらの問題に対して,臨床検査の教育がどのように関与できるかを説明する.最後に最近あるテレビ局が放送した「白いんげん豆食中毒事件」においての臨床検査技師の活躍を紹介する.〔臨床検査 50:661-667,2006〕

座談会

健康食品,その医療における可能性と問題点

高橋 久仁子 , 芝池 伸彰 , 澤田 康文 , 大濱 宏文 , 長村 洋一

pp.669-683

長村(司会) 健康食品は最近,いくつも話題が出てきております.なかには死者が発生する事件も起こっております.それから特定保健用食品(特保)という形で一応,国が認めた食品に関しましても,まだ問題があるのではないか,ということがマスコミなどでも報道されております.いずれにしても,健康食品は2010年には3兆円を超える市場になると言われております.栄養の方法,効果効能,そしてその被害,そういったところに非常にたくさんの問題がある,ということがわかりながら現在,野放しの状態になっているのではないかなと思います.

 そこで今日,お集まりいただきました先生方は,この健康食品に関しましていろいろなお立場で問題点を捉えてお考えですから,雑誌は「臨床検査」でございますが,医療機関に働く者,そして医療機関にいない者にしましても,健康食品とどうつき合っていったらいいか,ということについて忌憚のないご意見をお話しいただけたらと思います.

今月の表紙 細胞診:感染と細胞所見・6

アスペルギルス

坂本 憲彦 , 海野 みちる , 坂本 穆彦

pp.604-606

 アスペルギルス属は土壌や空中の自然環境に広く分布する代表的な糸状真菌で,約200種類の菌種が存在する.醤油・味噌・清酒などの醸造,有機酸製造や酵素の生産源などに多用されている。しかし,発癌性物質や中毒症の原因であるマイコトキシン(mycotoxin)の産生およびアスペルギルス症の起因菌にもなる.代表的な菌種はAspergillus oryzae:A. oryzae・Aspergillus niger:A. niger・Aspergillus clavatus:A. clavatus・Aspergillus fumigatus:A. fumigatus・Aspergillus flavus:A. flavus・Aspergillus nidulans:A. nidulans・Aspergillus terreus:A. terreusが知られている.

 アスペルギルス症(aspergillosis)の起因菌は,A. fumigatus・A. flavus・A. niger・A. terreusなどの数種で,A. fumigatusが大多数を占める1,2).アスペルギルス種(Aspergillus ssp.)と他の真菌との違いは,気道内に定着する能力をもつことで,肺に発症することが多く,肺アスペルギルス症(pulmonary aspergillosis)とよばれる.原因は空気中に浮遊した分生子(conidium):胞子を吸入することにより経気道感染すると考えられているが,副鼻腔・肝臓・脳・皮膚などにもみられる1)

シリーズ最新医学講座・Ⅰ 法医学の遺伝子検査・6

ミトコンドリアDNA解析

梅津 和夫 , 湯浅 勲

pp.685-691

 はじめに

 細胞の中にあって,呼吸を行い,エネルギーを産生するミトコンドリアは独自のDNAをもっている.精子由来のミトコンドリアDNA(mtDNA)はユビキチン-プロテオソーム分解系により排除される1)ので,卵子のmtDNAのみが受け継がれる.すなわち母性遺伝を示す.また,細胞あたり数百から数千コピーも存在することから,DNA鑑定においても特異な位置を占めている.ヒトのmtDNAは全塩基配列が解読された最初のゲノムであり,この配列は分析した大学名にちなんでケンブリッジ配列(Cambridge reference sequence;CRS)と呼ばれる.当初16,569塩基対とされたが,その後いくつかの塩基が部分的に修正され,16,568塩基対であることが判明した2).しかし,塩基番号の混乱をさけるために当初の配列の1塩基対を欠失としたこの訂正版(rCRS)が,広くDNA鑑定の標準配列として用いられている.多型の表示は,STR(short tandem repeat)多型では繰り返しの数,SNP(single nucleotide polymorphism)では塩基番号と塩基の種類で表されるが,mtDNAでは組換えがないこと,および塩基置換部位が多いことから標準配列(rCRS)との比較によりなされる.なお,rCRSとは鎖長の異なる個体も数多く存在するので,この場合は対応塩基を挿入や欠失とする.

 mtDNAは環状のDNAで極めてコンパクトな構造をしており,呼吸鎖酵素の11種類のサブニット,ATP合成酵素の2種類のサブニット,2種類のrRNA,22種類のtRNAのみがコードされている.遺伝子がコードされていない約1.1kb(塩基番号1-577と16,028-16,569)の領域は,Dループ,非コード(翻訳)領域,コントロール領域と呼ばれ,mtDNAの中でも変異発生頻度が高いので,しばしばhypervariable region(HV)とも呼ばれる.その中でも変異率の特に高い部位が3か所あり,多型性の高い順にHV1(約16,120-16,400),HV2(約70-250),HV3(約480-575)と命名されている.法医学分野における個人識別では最初にHV1が解析され,この部位で多型性の低いタイプではHV2やHV3のデータを追加して活用されることが多い.

 本稿では法医学領域でも活用されているmtDNAの概要と問題点などについて,概略を述べる.

シリーズ最新医学講座・Ⅱ 耐性菌の基礎と臨床・5

主として院内感染で問題となる耐性菌・4

大腸菌(基礎編)

岡本 了一

pp.692-697

 はじめに

 大腸菌(Escherichia coli)は腸内細菌科(family Enterobacteriaceae)に属し,ヒトや温血動物の腸管(回腸,結腸)に棲息し正常細菌叢を構成するグラム陰性桿菌である.一方,大腸菌は水系や土壌には常在しないために,水道水などの飲料水や海水浴場などの衛生的指標菌として用いられることがある.大腸菌は通性嫌気性で,通常周毛性の鞭毛をもち,ブドウ糖・乳糖を発酵してガスを産生する.表層抗原として167種類のO抗原(菌体抗原),54種類のH抗原(鞭毛抗原),100種類以上のK抗原(莢膜抗原)があり,これらの組み合わせによって血清型が分類されている.

 大腸菌は,ヒトに腸管感染症および腸管外感染症を起こす.大腸菌による腸管感染症は,発展途上国においてはもちろん先進国においても重要な感染症である.一方,大腸菌による腸管外感染症には,尿路感染症,髄膜炎,敗血症,肺炎,創傷感染症などがあり,いずれも日和見感染症,術後感染症あるいは院内感染症として発症する.

 大腸菌には,プラスミド,ファージあるいは病原性遺伝子島(pathogenicity island;PAI)を介して定着性,細胞侵入性,毒素産生能などを獲得した,いわゆる特異な病原性遺伝子をもち,特定の感染症を惹起する病原性大腸菌(pathogenic E. coli)と呼ばれる一群がある.ヒトの病原性大腸菌には腸管感染症を惹起する下痢原性大腸菌(diarrheagenic E. coli)と腸管外感染症を惹起する腸管外病原大腸菌(extraintestinal pathogenic E. coli;ExPEC)とに大別される.

大腸菌(臨床編)

飯沼 由嗣

pp.698-703

 はじめに

 大腸菌は,人の腸内常在菌であり,市中感染としては主として尿路感染の起炎菌となり,院内感染としては尿路感染の他,肝胆道感染や下部消化管の創部感染,あるいは肺炎の起炎菌としても分離される.一般的に抗菌薬には感受性であり,第一世代セフェムやキノロン系抗菌薬に良好な感受性を示す.しかし,新たなβ-ラクタマーゼの獲得や遺伝子変異によりこれらの薬剤に耐性を示す株が増加傾向にある.本稿では,このような薬剤耐性の現状および治療と感染予防策について述べる.

コーヒーブレイク

追憶のわが兄

屋形 稔

pp.654

 私は7人兄弟の末子である.一番仲が良かったのは4歳年上の四兄で,勉という名であったが通称“ムム”と呼んでいた.ムムは約30年前55歳の若さで大動脈瘤破裂で急死してしまった.当時先端企業であったコンピュータ会社の札幌支社から仙台支社へ転勤時,離任挨拶の最中に倒れ病院に運ばれたが蘇生しなかったという.本人は勿論私にとっても無念の死で,彼との記憶は生前のままで幽明処を異にしている気がしない.

 物心づいた頃から他の兄姉とは年が離れていた2人は狛犬のように朝から晩までくっついて喧嘩ばかりして母に叱られていた.彼は興奮すると頭が大きいわけでないのにすぐ転んで鼻血を出す癖があり,親達は要注意にしていた気がする.ふとんの中や家中で様々の遊びを工夫したのも昨日のような気がする.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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64巻12号(2020年12月発行)

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64巻11号(2020年11月発行)

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64巻10号(2020年10月発行)

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増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

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58巻10号(2014年10月発行)

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今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

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今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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