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今月の主題 皮膚科と臨床検査 各論
皮膚の画像診断法
著者: 大畑恵之1
所属機関: 1稲城市立病院皮膚科
ページ範囲:P.879 - P.884
文献購入ページに移動 皮膚科で用いる画像診断のうち,ダーモスコープ,単純X線,超音波検査,CT,MRIについて,使用の意義,検査・診断の実際について簡単にまとめた.ダーモスコープは,表皮および真皮上層までの皮膚腫瘍に対して,必須の検査となってきている.皮下腫瘤では,超音波検査と単純X線をまず行って,その所見によって,MRIなどを行ってゆく.術前診断および適切な治療法の検討からも画像診断の重要性は増すと思われる.〔臨床検査 50:879-884,2006〕
参考文献
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