文献詳細
今月の主題 皮膚科と臨床検査
話題
文献概要
1.はじめに
皮膚科領域の臨床診断や研究に,電顕的検査や免疫電顕的検査を要することがしばしばある.分子生物学的検査がかなり商業化,一般化されてきているのに対して,電顕という分野がなかなかなじまれにくいのは,技術的習熟にやや時間を要するためと思われるが,それだけに習得する意義は高いと思われる.
皮膚科領域の臨床診断や研究に,電顕的検査や免疫電顕的検査を要することがしばしばある.分子生物学的検査がかなり商業化,一般化されてきているのに対して,電顕という分野がなかなかなじまれにくいのは,技術的習熟にやや時間を要するためと思われるが,それだけに習得する意義は高いと思われる.
参考文献
1) 神保孝一,杉山貞夫,嵯峨賢次,他:電子顕微鏡による検査法.最新皮膚科学大系第1巻「皮膚科診断学」(玉置邦彦編),中山書店,pp75-85, 2003
2) 永井美貴:免疫電子顕微鏡による検査法.最新皮膚科学大系第1巻「皮膚科診断学」(玉置邦彦編),中山書店,pp86-93, 2003
3) Ishida-Yamamoto A:Immunoelectron microscopic analysis of cornified cell envelopes and antigen retrieval. Methods Mol Biol 289:223-226, 2005
4) 横田貞記,藤森修:凍結超薄切片法への応用,イムノゴールド法,ソフトサイエンス社,pp169-182, 1992
掲載誌情報