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文献詳細

雑誌文献

臨床検査51巻11号

2007年11月発行

文献概要

今月の主題 メタボリックシンドローム健診での注意点 総論

メタボリックシンドローム健診の目的と概要

著者: 門脇孝1

所属機関: 1東京大学大学院医学系研究科糖尿病・代謝内科

ページ範囲:P.1159 - P.1166

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 糖尿病や心血管病の予備群として,内臓脂肪蓄積を基盤に血糖・血圧・脂質の異常が1人の患者に重積するメタボリックシンドロームの重要性が認識されている.2008年(平成20年)4月から開始されるメタボリックシンドローム健診は,現在1,900万人と推定されるメタボリックシンドローム有病者,予備群者を抽出し,リスクに応じて階層化して保健指導を行うことを目的としている.本特定健診では従来の基本健診とは異なるセットの健診項目とその基準値についても定められている.本健診の目的とその概要について,健診の具体的内容に重点をおきながら,概説した.

参考文献

1) メタボリックシンドローム診断基準検討委員会:メタボリックシンドロームの定義と診断基準.日内会誌 94:188-203,2005
2) 標準的な健診・保健指導プログラム(確定版).日本医事新報 4344:健診・保健指導 1-64,2007
3) 特定健康診査・特定保健指導の円滑な実施に向けた手引き.厚生労働省保険局,2007年7月

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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