雑誌詳細
文献概要
特集 遺伝子検査―診断とリスクファクター 4.遺伝子分析―リスクファクターの推定 コラム
ハップマップ計画
著者: 末広寛1 日野田裕治1
所属機関: 1山口大学大学院医学系研究科臨床検査医学
ページ範囲:P.1578 - P.1578
国際ハップマップ計画は,ヒトDNA塩基配列多様性の共通パターンを表すハップマップ(ヒトゲノムのハプロタイプ地図)を発展させることを目的として,日本,英国,カナダ,中国,ナイジェリア,米国の研究者らにより2002年10月に始められた.
他人同士のDNA塩基配列を比べると99.9%は同じであるが,残りの0.1%が異なる.この0.1%は遺伝学的多様性を含んだ領域であり,病気になりやすさや薬剤の反応性に影響を及ぼすと考えられている.
他人同士のDNA塩基配列を比べると99.9%は同じであるが,残りの0.1%が異なる.この0.1%は遺伝学的多様性を含んだ領域であり,病気になりやすさや薬剤の反応性に影響を及ぼすと考えられている.
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