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文献詳細

雑誌文献

臨床検査52巻4号

2008年04月発行

文献概要

今月の主題 歯科からみえる全身疾患 総説

全身疾患に伴う口腔粘膜病変

著者: 森裕介1 槻木恵一1

所属機関: 1神奈川歯科大学歯学部顎顔面診断科学講座病理学分野

ページ範囲:P.381 - P.387

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 口腔粘膜病変が部分症状として出現する全身疾患には,①感染症,②免疫・アレルギー・膠原病,③血液・造血器疾患,④その他の疾患など,様々なカテゴリーの疾患があり,この中にはわが国の特定疾患に定められているものや致死性のものが多く含まれている.口腔粘膜病変は可視的であり,かつ他覚的な情報が得られるという点で,これら疾患の早期発見・診断における重要な手がかりとなる.

参考文献

1) 池田正一:HIV感染症の歯科治療マニュアル,厚生労働省科学研究補助金エイズ対策研究事業,pp27-39,2005
2) 草間幹夫:HIV関連疾患.チェアーサイドで活用する最新・口腔粘膜疾患の診かた(山根源之,草間幹夫編),ヒョーロン・パブリッシャーズ,pp190-193,2007
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5) 永井美貴,青山裕美:天疱瘡と水疱性類天疱瘡の診断におけるELISA法.医学のあゆみ 218:937-940,2006
6) 田中俊宏:瘢痕性類天疱瘡.医学のあゆみ 218:962-965,2006
7) 長尾由実子,佐田道夫:扁平苔癬とC型肝炎ウイルス.歯界展望 99:1367-1375,2002
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10) 井藤久雄,庄盛浩平,寺田忠史,他:GVHDの消化器病変.病理と臨床 15:215-222,1997
11) 堂前尚親,飯塚忠彦,今井久夫:カラーアトラス─歯科と内科の接点を求めて,永末書店,pp181-182,2004
12) 槻木恵一:歯科国試完全攻略 わかる病理組織像 第2版,学健書院,pp55-56,2007

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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