今月の主題 血栓症と臨床検査
各論 〈血栓症の画像診断〉
頸動脈プラークの画像診断
著者:荒川 千晶1 著者:高木 誠2
所属機関:1東京都済生会中央病院神経内科 所属機関:2東京都済生会中央病院
ページ範囲:pp.1158-1161
- キーワード:
- 不安定プラーク , 頸動脈エコー , black blood法
文献概要
近年,本邦ではアテローム血栓性梗塞の増加が認められるようになってきた.アテローム硬化を基盤とするアテローム血栓性梗塞では,頸動脈をはじめとする主幹動脈に狭窄病変を認めることが多く,頸動脈プラークの評価はアテローム血栓性梗塞の診断・治療に必須である.また,プラークにも脳梗塞を発症しやすい不安定プラークと,比較的発症しにくい安定プラークがあり,その質的診断も画像検査にて可能である.
現在頸動脈プラークを評価する画像検査としては頸動脈エコーが汎用されているが,そのほかにも画像診断の進歩に伴いMRIなどによる評価も可能となっている.本稿では頸動脈エコーを中心に,頸動脈プラークに対する画像診断の方法について言及する.
参考文献
掲載誌情報